台北駐日経済文化代表処の李逸洋(り・いつよう)代表は本日午後、代表処において、台湾と日本の血を引く現役の大相撲力士、東白龍雅士(とうはくりゅう・まさひと)関と面会した。同関は台湾にルーツを持つ、または台湾出身の力士として史上最高位となる「幕内」に昇進した人物である。本日の訪問は川松真一朗衆議院議員の紹介により実現し、東白龍関の母である白石秀貞氏、師匠の玉ノ井親方(元大関栃東大裕)、そして後援会を担当する林月理(りん・げつり)僑務委員らが同席した。
台湾にルーツを持つ最高位の力士 さらなる番付上昇に期待
李代表はまず、過去3期にわたり東京都議会議員を務め、今年2月の衆議院議員選挙で初当選を果たした川松議員へ祝辞を述べるとともに、昨年12月に「日本政界青年研修団」として台湾を訪問し、日台交流に尽力したことへ感謝の意を表した。代表処で東白龍関を迎えられたことは非常に光栄であり、元相撲評論家でもある川松議員が東白龍関および玉ノ井親方と共に来訪したことに深く感謝した。
また李代表は、東白龍関が2021年1月に新十両へ昇進(関取の資格を得て、固定給や付き人がつくなどの待遇を受ける)し、2023年11月には新入幕(前頭の幕内へ昇進。日本相撲の番付は10段階あり、前頭は第5階級。横綱から前頭までが幕内と呼ばれ、総数はわずか42人のみ)を果たした経歴に言及した。
土俵上での俊敏な動きと連続した突っ張り、押しを武器とすることで知られていると紹介した。さらに、東白龍関は日本と台湾の双方に多くのファンを抱えており、今後も番付を上げられるよう引き続き奮闘してほしいと述べ、全力で後援していく姿勢を示した。そして、2006年に台北で開催され大きな反響を呼んだ大相撲海外巡業が、近い将来再び台湾で開催されることへの期待を語った。
東白龍関が語る台湾への思い 玉ノ井親方も交流を振り返る
東白龍関は、幼少期から高校までほぼ毎年、母の故郷である高雄で正月を過ごしており、台湾への帰省をいつも楽しみにしていたと振り返った。大学進学や大相撲界入り後は競技と稽古に追われ、しばらく台湾に戻れていないものの、再び高雄を訪れる機会を望んでいると述べた。また、台湾の相撲ファンからの応援に期待を寄せ、より良い成績を残すために引き続き努力を重ねると決意を語った。
東白龍関が所属する玉ノ井部屋(力士の育成道場)の師匠である玉ノ井太祐親方(元・栃東大裕)は、2006年の台湾訪問における相撲普及交流の思い出が今でも深く印象に残っていると語った。
また、台湾相撲協会の前理事長である劉朝恵氏(元・栃ノ華朝王)が、かつて親方の父(元・栃東知頼)と同じ春日野部屋で稽古に励んでおり、親方自身も幼少期に劉氏に会ったことがあるというエピソードを披露し、日台の不思議な縁に感慨を示した。
台湾後援会を通じて支援拡大へ 企業協賛にも期待
川松議員は、今回東白龍関の李代表への表敬訪問を促せたことを光栄に思うと述べ、これを機に台湾各界からの支援がさらに強まることを期待した。また、日本で成功を収めている台湾企業が東白龍関のスポンサーとなったり、台湾での親善試合に招待したりすることができれば、東白龍関の知名度向上と日台の相撲交流の深化に大きく寄与するだろうと笑顔で語った。














































