ロイヤルホストを運営するロイヤル株式会社は2026年5月12日、東京本社にて「Good JAPAN 夏のカレーフェア」のメディア先行試食会を開催した。今年で創業55周年を迎える同社は、猛暑による食欲減退を吹き飛ばす夏の定番企画を2019年以来、7年ぶりに復活させる。

商品本部チェーン企画部の成瀬武見部長は「普通のカレーをやってもしょうがない。ロイヤルホストの今までやったことのない最高においしいカレーを作ろう」と力強く語った。同社のカレーフェアは1983年に始まり、1990年代には他社に先駆けてタイのグリーンカレーなどを全国展開し、当時はルーを入れ忘れたのではないかというクレームが寄せられるほど革新的だったという。長年培ってきた洋食の煮込み技術と各国のスパイス料理のノウハウが集大成として今回のフェアに注ぎ込まれている。

55周年の節目に「史上最高」を追求、革新の歴史と洋食技術の集大成
具体的なメニューについて、商品本部主席料理長の西田光洋氏が詳細な解説を行った。看板商品の「黒毛和牛とゴーダチーズの欧風カレー」は、これ以上煮たら肉崩れを起こすギリギリのラインまでセントラルキッチンで追求し、店舗でゴーダチーズを加えて糸を引くようなコクを演出している。

「国産豚肩ロースを煮込んだ魅惑のポークカレー」は大きな塊肉を使用し、スパイスのオイル抽出と専用ガラムマサラ仕上げという二度使いの技法を採用した。また、オマール海老の出汁をベースにした「気仙沼産メカジキグリルの南国風ココナッツカレー」に加え、同社の二大名物であるジャワカレーとカシミールカレーを一緒にしてしまえという発想で一皿にまとめた55周年記念メニューも登場する。

究極の煮込みとスパイスの融合、伝統の2大カレーが共演する記念メニューも
カレーを引き立てるサイドメニューやドリンクにも徹底したこだわりが詰め込まれている。顧客からの強い要望で復活したテリーヌは、鹿児島県産の薩摩川内鰻と夏野菜を使用し、ポン酢風味のコンソメゼリーで涼やかに仕立てられた。定番の冷製ビシソワーズは、生クリームと牛乳を用いてぽってりとした濃厚なとろみを持たせている。また、カレーに合う新たな提案として、パイナップルとココナッツアイスを店舗でミキシングした特製ドリンク「ココアナナス」が登場し、これら厳選国産素材を一度に味わえる「Good JAPAN 御膳」も展開される。

説明会後に行われた試食会では、記者のテーブルに4種の新作カレーとサイドメニュー、ドリンクが振る舞われた。実際に「黒毛和牛とゴーダチーズの欧風カレー」を味わうと、口の中でほろりと崩れる肉の柔らかさとチーズの濃厚なコクが際立ち、「国産豚肩ロースを煮込んだ魅惑のポークカレー」は専用ターメリックライスとスパイスの香りが絶妙に絡み合っていた。
「薩摩川内鰻と野菜のテリーヌ」はポン酢の酸味が夏の暑さを忘れさせ、「国産じゃがいもの冷製ビシソワーズ」は西田料理長の言葉通り、ひんやりとぽってりした舌触りが心地よい。食後には「ココアナナス」のトロピカルな甘さがスパイスの刺激を優しく包み込み、コース料理のような高い完成度が現場で証明された。
かつては売上の20%を占めた同フェアだが、今回は全注文の15%超えという高い目標を掲げており、その自信を裏付ける至福の食体験が提供された。
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編集:小田菜々香

















































