スイスの高級腕時計ブランド「チューダー(TUDOR)」は、2026年5月1日付で、公益財団法人日本相撲協会の歴史上初となるワールドワイドパートナーに就任した。この提携は、チューダーのブランドスローガン「Born To Dare(挑戦者の精神)」と、日本国技である相撲が持つ伝統や、内面における静かな鍛錬という共通点から実現したものだ。同ブランドと日本のつながりをさらに深化させる、新たな挑戦として位置づけられている。
相撲文化の発展を支援、グローバルな情報発信を強化
今回の長期的なパートナーシップ契約に基づき、チューダーは優秀な力士へのタイムピース(腕時計)贈呈などを通じて、日々研鑽を積む力士を称え、相撲文化のさらなる発展を支援する方針だ。
また、力士を起用した広告ビジュアルの制作やSNSを通じたグローバルな情報発信を行うほか、イベントへの力士の参画も予定されている。1500年の歴史を持つ大相撲の魅力を新たな視点から世界中へ発信し、次世代へとつなげていく狙いだ。
五月場所開幕直前の発表会 大関・霧島「気持ちが新たになった」
大相撲五月場所の開幕を翌日に控えた2026年5月9日、東京都墨田区の両国国技館にて「TUDOR × 日本相撲協会 ワールドワイドパートナー締結発表会」が開催された。
本発表会には、3度の幕内最高優勝経験を持つ大関・霧島がスペシャルゲストとして出席。フォトコールに登場した腕時計「ブラックベイ 68(BLACK BAY 68)」を間近で見た霧島は、「近くで見ると凄く格好良い時計ですね。明日から始まる五月場所も改めて頑張っていこうという気持ちになりました」と、場所への意気込みを語った。
特製「チューダーちゃんこ」でお披露目を祝う
発表会後のレセプションでは、ワールドワイドパートナー契約の意義が改めて説明されるとともに、今年度の新作モデルがお披露目された。さらに、スイス産の岩塩とワインを使用した「チューダー特製ちゃんこ鍋」も振る舞われ、歴史的な提携を華やかに祝った。
出羽海親方と日本ロレックス・渡辺氏が語る、提携の意義と共通の精神
日本相撲協会の事業部長を務める出羽海親方は、大相撲が長い歴史を持つ神事であり伝統文化であることを強調した上で、「揺るぎない信念と最高の技術を持つチューダーとのパートナーシップが、世界中の皆様に大相撲の伝統と魅力を伝える確かな一歩となることを期待している」と語った。
また、日本ロレックス株式会社 チューダー事業部長の渡辺尚有氏は、チューダーが今年でブランド創立100周年を迎えることに触れ、「伝統を大切に守りながら革新を追い求める姿勢や、挑戦し続ける精神には深い共通点がある。スイス製時計ならではの堅牢性と信頼性を礎に、大相撲の力強さと威厳、そしてチューダーの魅力を多くの皆様にお届けしたい」と意欲を示した。
チューダーは1926年、ロレックスの創立者であるハンス・ウイルスドルフによって登録されたブランドであり、洗練された美学と高い信頼性を兼ね備えた機械式時計を提供し続けている。 (関連記事: 【大相撲】台湾にルーツを持つ十両・東白龍の「台湾後援会」が東京で発足 矢板明夫氏がリポート | 関連記事をもっと読む )
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編集:小田菜々香


















































