米国防総省、UFO機密ファイルを大量公開 トランプ大統領の公約実現「地球外生命体の存否は自身で判断を」

米国防総省が公開した「未確認飛行物体」の目撃映像の一つで、目撃者の証言に基づいて作成されたイメージ図。(画像/国防総省公式サイトより)
米国防総省が公開した「未確認飛行物体」の目撃映像の一つで、目撃者の証言に基づいて作成されたイメージ図。(画像/国防総省公式サイトより)

米国防総省は8日、トランプ米大統領の公約を正式に実現する形で、1940年代以降に報告された「未確認飛行物体(UFO)」に関連する未解決の機密ファイル数百点を公開した。同省は、これまで未公開だったこれらの資料を米国民が直接検証し、地球外生命体の存在について自ら判断できるようにするとしている。

米ABCニュースの報道によると、第1陣として公開された162点の写真、動画、文書には、1960年代に宇宙飛行士がカプセル外で未確認の「微粒子」を目撃したとする記録が含まれている。また、戦闘機パイロットが撮影した映像には、ホタルのような球体状の物体がレーダー画面上をジグザグの軌跡を描きながら高速で移動する様子が捉えられている。

別の注目を集めている画像は、2023年に未確認飛行物体を目撃したとする人物の証言に基づき、政府が作成したイメージ図である。この目撃者は、「青銅色の金属製楕円形物体」が上空の光の中から現れ、瞬時に消失したと述べている。

米国防総省が新たに公開した「未確認飛行物体」の目撃映像と関連文書(AP通信)
米国防総省が今回公開した「未確認飛行物体」の目撃映像および文書ファイル。(AP通信)
米国防総省が新たに公開した「未確認飛行物体」の目撃映像と関連文書(AP通信)
米国防総省が今回公開した「未確認飛行物体」の目撃映像および文書ファイル。(AP通信)
米国防総省が新たに公開した「未確認飛行物体」の目撃映像と関連文書(AP通信)
米国防総省が今回公開した「未確認飛行物体」の目撃映像および文書ファイル。(AP通信)

米国防総省は声明で、米国民が連邦政府によって機密解除された未確認異常現象(UAP)のファイルに今後即座にアクセスできるようになると発表した。米国内の各機関から集められた最新の動画、写真、一次文書はすべて一元化され、安全保障上のクリアランスがなくても閲覧可能となる。同省は今後、継続的にファイルを順次公開していく方針も示している。

米メディアが公開された文書を初期段階で分析したところ、UFO目撃報告の大半は、当時の軍事活動が活発だった地域と一致していることが明らかになった。1950年代から60年代の報告は、ドイツやソ連など冷戦の最前線に集中している。一方、近年の報告はホルムズ海峡、イラク、シリアなど中東地域に高度に集中しており、これらは米軍が最新鋭の監視設備を配備し、頻繁に任務を遂行している中核的な地域である。

トランプ大統領「一体何が起きているのか、自分で判断を」

​米国防総省は声明の中で、「過去の政権は米国民がこの問題に関心を持つことを軽視、または阻もうとしてきたが、トランプ大統領は最大の透明性の確保に尽力している」と強調した。

米国防総省が新たに公開した「未確認飛行物体」の目撃映像と関連文書(AP通信)
米国防総省が今回公開した「未確認飛行物体」の目撃映像および文書ファイル。(AP通信)
米国防総省が新たに公開した「未確認飛行物体」の目撃映像。中東地域で撮影されたもの(米国防総省ウェブサイトより)
米国防総省が今回公開した「未確認飛行物体」の目撃映像の一つ。中東で撮影された。(米国防総省公式サイトより)

トランプ大統領本人もその後、SNSに投稿し、これらの記録を調べた上で「一体何が起きているのか」を自分自身で判断できると述べ、「検証を楽しんでほしい」と呼びかけた。

事実、今回の機密解除の背景には政治的駆け引きの側面もある。トランプ大統領の決定は、バラク・オバマ元大統領との舌戦が一部影響しているとみられる。オバマ氏が以前、ポッドキャスト番組で「宇宙人は実在するが、私自身は見たことがない」と発言したことで、米政府による「真実の隠蔽」を疑う新たな非難の声が外部から上がっていた。
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オバマ氏はその後、自身の任期中に地球外生命体が人類と接触したことを示す証拠はなかったと釈明している。

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