ファナティクス、FIFAと歴史的な独占ライセンス契約を締結 2031年からサッカー界初の「実使用ジャージーパッチカード」導入へ

ファナティクスがFIFAと独占ライセンス契約を締結し、2031年より国際サッカー界初の実使用ジャージーパッチカードを導入するとともに、総額1億5000万ドル規模の若年層支援を行う。(写真/Topps PR 事務局提供)
ファナティクスがFIFAと独占ライセンス契約を締結し、2031年より国際サッカー界初の実使用ジャージーパッチカードを導入するとともに、総額1億5000万ドル規模の若年層支援を行う。(写真/Topps PR 事務局提供)

スポーツプラットフォームの世界的大手ファナティクス(Fanatics Inc.)のグループ会社であり、トレーディングカードブランド「Topps(トップス)」を運営するファナティクス・コレクティブルズは日本時間5月8日、国際サッカー連盟(FIFA)との広範な商業的提携をさらに拡大し、長期的な独占ライセンス契約を締結したと発表した。この契約により、世界的なブランドである「Topps」を通じて、革新的なコレクション体験が世界中のサッカーファンに提供されることになる。

2031年開始の独占契約 物理・デジタルの両面で展開

今回の契約は、トレーディングカード、ステッカー、およびトレーディングカードゲームを対象とする独占的なもので、2031年から本格的に開始される。物理的なカードとデジタル・コレクティブルズ(デジタル収集品)の両方が対象となり、全商品はファナティクス・コレクティブルズがデザイン・開発を手掛け、歴史ある「Topps」ブランドとして製造・販売される予定だ。

国際サッカー界初、「実使用パッチカード」がもたらす革新

​本パートナーシップがもたらす最大の革新の一つが、世界のコレクターから絶大な支持を得ている「プレイヤージャージーパッチプログラム」の国際サッカー界への初導入である。

2031年以降のTopps製サッカーカードには、選手が公式戦で実際に着用したユニフォームのパッチ(デビュー戦のパッチ等を含む)が直接封入される。ToppsはこれまでもMLB、NBA、NFLなどの主要プロダクトにおいて「ルーキーデビューパッチ」や各種MVPパッチプログラムを展開してきた実績がある。今回の導入により、ファンと選手の距離をさらに近づける歴史的な商品が誕生することになる。

総額230億円超のユース支援と、W杯決勝に合わせた「Fanatics Fest」の開催

​ファナティクスは社会貢献の一環として、パートナーシップ期間中に総額1億5000万ドル(約230億円)相当以上のトレーディングカード等の収集品を無償配布し、グローバル規模でユースサッカーを支援することを発表した。

さらに、2026年FIFAワールドカップに向けた新たなファン体験として、決勝戦の2日前となる7月17日に、ニューヨークのジャビッツ・センター(Javits Center)で開催されるイベント「Fanatics Fest」にて、史上初となる公式プレマッチ記者会見を実施する。決勝当日の7月19日には、同会場の全スクリーンを使用した大規模なライブウォッチパーティーも開催予定だ。

FIFA会長およびファナティクスCEOのコメント

​FIFA ジャンニ・インファンティーノ会長:

​「ファナティクスはコレクティブルズ領域において大規模なイノベーションを牽引しており、ファンが愛するチームや選手とつながるための、新しく意義深い方法を提供している。これにより新たな商業的収益源が創出され、サッカー界全体の発展に還元されていくことを期待している」

ファナティクス創業者兼CEO マイケル・ルービン氏:

​「FIFAが持つグローバルな影響力と、ファナティクスの革新性が融合することで、ゲームにまつわるストーリーテリングとコレクティブルズを、かつてない高みへと引き上げる準備が整った」

日本市場での展開と「Topps」ブランドの展望

​1930年代に創業した「Topps」は、2022年にファナティクスによって買収され、現在は同グループのコレクティブル事業の中核を担っている。MLB、UEFA、ディズニー、スター・ウォーズなど幅広いライセンスパートナーと長年の信頼関係を築いており、日本国内においてもトレーディングカードの創造的な文化をサポートし、ビジネスを拡大させていく方針だ。

編集:小田菜々香

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