リシュモン ジャパン合同会社が展開する高級時計ブランド「パネライ(PANERAI)」は、2026年5月6日より伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにて、ブランドの歴史的アーカイブを展示する「The Depths of Time 時の深淵」展を開催している。本展の開催を記念し、5月7日には同ブランドの愛用者である元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏をゲストに迎えた、フォトコールおよびトークイベントが行われた。
海外選手への憧れから始まったパネライとの出会い
トークセッションにおいて、五郎丸氏はパネライの時計との出会いについて回想した。海外でプレーするラグビー選手たちが、当時日本国内では入手困難であった47mmや48mmといった大型ケースのパネライを着用している姿に憧れを抱いたことが、最初のきっかけだったという。
「入浴時も外さない」生活に密着した究極の愛着
現在、五郎丸氏は「ルミノール」モデルを、海での釣りや子どもとの遊び、ラグビーの指導現場など、フォーマルからカジュアルまであらゆるシーンで愛用している。驚くべきことに、入浴時を含めて一年中肌身離さず身に着けており、時計を外すと手首に日焼けの跡がくっきりと残るほど、生活に密着した存在であることを明かした。
また、パネライの普遍的なデザインについても、「どのモデルも昔からデザインが変わっていない点が非常に素敵だ。いつの時代に身に着けても周囲に溶け込み、常に新しいものを買い求め続けなければならないということがない」と高く評価した。
アクセサリーではなく「装備」、そして「相棒」
「時計はアクセサリーか、それとも装備か」という記者からの問いに対し、五郎丸氏は「アクセサリーというより、『装備』に近いかもしれない」と回答。ファッション性以上に、正確な時間を把握して行動し、自身のパフォーマンスを支えるための意味合いが強いと語り、パネライを自身の「相棒」であると表現した。

イタリア海軍の軍事機密から民間へ、日本との深い縁を紐解く
本展覧会では、1860年にフィレンツェで創業したパネライが、イタリア海軍向けに極秘で計器を製造してきた歴史的背景が詳述されている。展示のハイライトの一つは、暗闇での圧倒的な視認性を確保する特殊な二重構造の文字盤だ。

また、過酷な任務にあたる潜水部隊が、ぜんまいの巻き忘れを防ぎ、リュウズ操作による摩耗や浸水リスクを低減するために採用した、アンジェラス社製「8日間パワーリザーブ」ムーブメントの系譜も解説。この歴史的傑作から着想を得て、後にパネライ初の自社製8日間パワーリザーブムーブメント「P.2002」が誕生することとなった。

さらに、長年軍事機密とされていた同ブランドが民間市場へ進出する重要な転換点として、1992年に日本の雑誌による現地取材があったことが明かされた。この取材が契機となり、翌1993年、イタリア海軍の巡洋艦「デュラン・ド・ラ・ペンネ」の艦上にて、初の民間向けコレクションが発表されたのである。

伝統と革新の融合、五郎丸氏着用の新作「PAM01735」
会場には、この記念すべき民間向け第一号モデル「5218」の復刻版をはじめ、今年のウォッチズ&ワンダーズで発表された、驚異の31日間パワーリザーブを備える最新作までが展示されている。
五郎丸氏が今回着用した2026年の新作「ルミノール PAM01735」は、1960年代のヴィンテージモデル「Ref. 6152/1」に着想を得た47mmのスティールケース、ドーム型クリスタル、サンドイッチダイヤルを採用。最大の特徴は、長年の日照や使用による経年変化を再現した「トロピカルダイヤル」であり、重厚な佇まいながら品格のあるデザインに仕上がっている。
【製品情報】
- モデル名: ルミノール PAM01735
- 価格: 1,848,000円(税込)
- 発売時期: 2026年6月よりパネライブティックにて販売開始
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp
(関連記事: パネライの新作「ルミノール PAM01735」の魅力とは?元ラグビー日本代表・五郎丸歩が体現する「正確な時を刻むツール」の価値 | 関連記事をもっと読む )編集:小田菜々香













































