【ニュウマン高輪】画家・井上文太が挑む「100年先の街」 浮世絵とデジタルが融合する新プロジェクト「季の記憶」始動

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

2026年5月12日、東京都港区のニュウマン高輪において、画家・井上文太氏を迎えた共創プロジェクト「季(トキ)の記憶」のローンチイベントおよび内覧会が開催された。本プロジェクトは、現代における日本固有の宝を共に描き、100年先の未来へと継承していくことを目的とした取り組みである。

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。黃信維
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

今回公開されたchapter 2「画狂人 井上文太が描く、日本の美しい心」では、縦約130cm、横約162cmの大型浮世絵作品や巨大サイネージを用いた映像展示など、全26点の作品が披露された。プロジェクト全体では計65点の展示が予定されており、高輪の街が持つ歴史や日本の美意識を独自の視点で表現している。

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。黃信維
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

100年先へ紡ぐ「季の記憶」、浮世絵とデジタルが融合する26点の作品群

​展示取材会に登壇した井上氏は、100年後の未来を見据えた歴史的資料として街を描く意義について語った。井上氏は、急速な革新が進み街の姿が変貌していく中で、「やっぱりこの町があった方がいいなという気持ちを残していきたい」と述べ、伝統と革新が共存する現在の風景を記録する重要性を強調した。

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。黃信維
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

また、世界の多様な文化や食が集まり均一化が進む現代の東京において、訪れる人々が「日本」というアイデンティティを明確に享受できるような視覚化を目指したと言及。ニュウマン高輪の運営側の想いを汲み取り、日本の精神性を浮世絵という形で現代的に昇華させた作品群を通じて、その魅力を世界へ発信していく姿勢を示した。

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。黃信維
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

変貌する街の姿を歴史的資料として記録、日本のアイデンティティを視覚化する試み

井上氏は、ロックフェラー家に作品が収蔵されるなど国際的な評価も高く、加藤神社の巨大天井画の揮毫や世界25カ国の大使館を巡る連載など、文化外交にも尽力している。本プロジェクトにおいても、鉄道の起点となった高輪の歴史を起点とし、世界的な均一化が進む現代において日本固有の精神性を次世代へつなぐ架け橋としての役割が期待されている。

ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。黃信維
ニュウマン高輪は、画家・井上文太氏と共に、日本の美意識と街の記憶を100年後の未来へつなぐ共創プロジェクト「季の記憶」を開始した。(写真/黃信維撮影)

編集:小田菜々香

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