株式会社代々木アニメーション学院は2026年8月25日、東京校にて「衣装デザイン科開設 記者発表会」を開催し、数々のアイドル衣装を手掛ける衣装デザイナーの茅野しのぶ氏を迎えた新学科「クリエイター学部 衣装デザイン科」を2027年4月に開講することを発表した。
当日は代表取締役社長の伊藤太郎氏と茅野氏に加え、特別ゲストとして同学院が運営するアイドルグループ=LOVEの大谷映美里が登壇し、新学科の展望や衣装へのこだわりについて語った。
茅野しのぶ氏が講師に アイドル衣装制作の現場を学ぶ新学科
発表会冒頭では、伊藤代表取締役と講師を務める茅野氏が登壇。伊藤氏は茅野氏の起用理由について、アパレル業界を含めてデジタル作画の需要が非常に高まっている現状に触れ、長年の盟友としての縁もあり講師に迎えたと説明した。
初の常設クラスを受け持つ茅野氏は、代々木アニメーション学院が保有するアイドル等の独自IPを活用し、現場の実践を通じてデザインのフィードバックができる環境の魅力を強調した。
続いて、=LOVEの大谷映美里が茅野氏の手掛けた新曲『恋、はじめました。』の衣装を着用して登場した。
茅野氏はメンバーがドールのように見えるようフリルやレースを多用した点や、プロデューサーの指原莉乃氏の要望でドット柄の中に=LOVEのロゴを潜ませたこと、群馬県桐生市のレース工場による職人技などを紹介する「360°解説」を行った。
大谷は衣装について「自信をくれる魔法」と表現し、着用することでスイッチが入り堂々とパフォーマンスができると熱い思いを述べた。
また、ステージ上には話題を呼んだ「魔法少女衣装」なども展示された。大谷はこの衣装を着用して踊った動画がSNS上で大きな反響を呼んだエピソードを振り返り、動きやすさと可愛さを両立させた構造に感謝を示した。茅野氏も、メンバー同士が繊細ながらも支え合っているイメージを装飾に反映させたと語った。
企画から制作まで実践的に学ぶ 未来の衣装クリエイターを育成
将来育ってほしいクリエイター像について、茅野氏はアイドル衣装業界を目指す学生が増えている実感に触れ、自身にチャンスをくれた業界への恩返しとして、自分にとっても脅威となる未来のスターを育てたいと意気込みを示した。大谷も誰かを喜ばせたいという想いを持つクリエイターの育成に期待を寄せた。
新設される「衣装デザイン科」は全日課程2年制で定員30名。企画・デザイン・制作をはじめ、デジタル作画やステージ映え、2次利用を見据えたプロデュース視点などを実践的に学ぶ。
開講に先立ち、2026年9月5日および12日には茅野氏本人が直接説明と模擬授業を行う学科説明会が東京校およびオンラインにて開催される。
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編集:小田菜々香















































