RX Japan合同会社は、2026年10月7日から9日までの3日間、幕張メッセ国際展示場4から8ホールにて、日本最大の農業・畜産展示会「第16回 農業WEEK(通称:J-AGRI TOKYO)」を開催する。同展では、スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)事務局との連携企画として、特設エリアで実機を動かし操作体験ができる「スマート農業 タッチ&トライ 2026」が実施される。
農業従事者100万人割れ、スマート化を後押し
日本の農業現場では担い手不足と高齢化が深刻さを増している。2026年における自営農業を主とする「基幹的農業従事者」は前年比で約5万人減少し、初めて100万人を割り込む98万6,600人となり、生産現場での人材確保は年々厳しさを増している。
これに対し日本政府は、2025年4月に閣議決定した「食料・農業・農村基本計画」に基づき、令和7年度から11年度までの初動5年間を「農業構造転換集中対策期間」に設定した。
スマート技術の開発や生産方式の転換を重点的に進めるため、2025年度補正予算と2026年度当初予算を合わせ計182億円の支援事業予算を計上するなど、導入の後押しを進めている。
あわせて政府は、50代半ばで退職を迎え農業現場に直結する能力を備える退職自衛官のキャリアチェンジにも着目している。
早ければ2027年度に「退職自衛隊員・家族支援庁」を新設する方針を掲げるほか、農水省と防衛省が全国農業協同組合中央会などの事業者団体と人材確保に関する申合せを締結し、退職予定自衛官の就業支援を進める動きも広がっている。
草刈機や運搬ロボットなど次世代農機が登場
こうした背景のもと実施される「スマート農業 タッチ&トライ」では、省力化と自動化を推進する注目農機が多数登場する。
会場では、農業現場の作業や移動を支援し実際に乗り込み体験ができるヤマハ発動機株式会社の電動小型特殊自動車「DIAPASON C580」、人の追従走行機能と300キログラムの積載量を持ち、自動草刈りや収穫・剪定支援を行う輝翠株式会社のAIロボット運搬車「Adam S2」が披露される。
さらに、RTK利用による自動走行機能を備え、PCソフト作成ルートや現場実測ルートでの障害物回避走行が可能な有限会社創造社の「リモコン草刈機 自動走行装置付き」の実演が行われるほか、株式会社農社と株式会社FieldWorksが中山間地域向けに共同開発中の液剤散布ロボット「フィールドスプレーヤー」が初披露される。
展示会場内では特別企画の実演機に加え、農業用散布ドローン、清掃用ドローン、農機自動操縦システム、見回りロボット、栽培管理システム、水田水位管理省力化システムなど、多彩なスマート農業技術が一堂に集結する。
なお、本展は「第20回 GARDEX(国際 ガーデン&アウトドア EXPO)」および「第16回 TOOL JAPAN」と同時開催される。
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編集:小田菜々香


















































