元中国共産党重慶市委員会書記の薄熙来(ボー・シーライ)氏の息子、薄瓜瓜(ボー・グアグア)氏がこのほど、自身のX(旧ツイッター)で台湾出身の妻、許惠瑜氏とのツーショット写真を公開した。夫妻は英オックスフォード大学ベリオール・カレッジ(Balliol College)の入学20周年を記念する同窓会に出席しており、普段は私生活をほとんど公にしない薄氏が、再び注目を集めている。
薄氏はXへの投稿で、今回の母校訪問は旧友との再会だけでなく、20年前の大学生活を振り返り、これからの10年でそれぞれがどのような人生を歩むのかを考える機会になったと記している。
薄氏と許氏は2024年に結婚した。許氏は台湾・宜蘭県の羅東博愛医院を経営する一族の3代目にあたり、2人が新竹の「The One南園」で開いた結婚披露宴も、準備段階から極めて慎重に進められた。
薄氏の父、薄熙来氏はかつて中国政界で権勢を振るった後、秦城監獄に収監され、母の谷開来氏も燕城監獄に収監されている。かつて「共和国の孫」とも呼ばれた薄氏は、現在では中国共産党政界の周縁に位置し、海外で暮らす「没落した紅色貴族」ともいえる存在となっている。

夫婦で写真に 薄瓜瓜氏が20年前のオックスフォード時代を回顧
公開された夫婦の写真では、肩までの短い髪の許氏が控えめなメイクを施し、オフホワイトのノースリーブのショート丈トップスに黒のロングスカートを合わせた、フォーマルでシンプルな装いを見せている。
一方、薄氏は黒のタキシードに蝶ネクタイ姿で、許氏と並んで写真に収まっている。薄氏がこれまで私生活をほとんど公にしてこなかったことから、写真はネット上で再び話題となった。ネット上では「薄瓜瓜氏の立ち姿は薄熙来書記によく似ている」といった声も上がった。
薄氏が今回訪れたベリオール・カレッジは、オックスフォード大学で最も長い歴史を持つカレッジの一つだ。
同カレッジの公式資料によると、1263年ごろから現在の場所で学術コミュニティを形成しており、オックスフォードだけでなく、英語圏で現在の場所に継続して存在する最古のカレッジを自認している。2013年には創立750周年を祝った。
薄氏は投稿の中で、再びキャンパスに足を踏み入れると、多くの記憶がよみがえったと振り返った。学生時代の楽しさや興奮だけでなく、何度も参加した「BOP」と呼ばれるパーティーの後の疲れや、論文の締め切りを前にした焦りなども思い出したという。
20年が過ぎ、同級生の中には家庭を築き、子どもを持った人もいれば、学術界に残り、教授になった人もいる。

PPEを学んだ同窓生、20年後も議論は「民主主義と権威主義」
薄氏にとって懐かしく感じられたのは、キャンパスの建物そのものよりも、当時の学生同士のやり取りだったようだ。
特に、かつて同じくPPE(哲学・政治・経済学)を学んだ同窓生たちは、長年会っていなかったにもかかわらず、再会するとすぐに民主主義や権威主義などをめぐる議論を始めたという。
薄氏はまた、「アローの不可能性定理(Arrow's impossibility theorem)」や「普遍的指令主義(universal prescriptivism)」など、当時ともに学んだ学術的な概念にも触れた。
かつての同級生たちにとって、多くの専門用語は改めて説明する必要もなく、わずかな言葉を交わすだけで、当時オックスフォードで議論していたころの感覚にすぐ戻ることができたという。
こうした再会を通じ、薄氏は「大学時代」の意味を改めて実感したという。
薄氏は、年長者からかつて「学部生時代は非常に特別な時期だ」とよく聞かされていたものの、実際にその中にいる時には、なかなか気づくことができなかったと振り返った。
20年後に再び集まり、共通の学術的な訓練や生活経験、思想を交わした時間が、長年にわたるつながりを生むことを改めて深く実感したという。

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編集:加藤 (関連記事: 薄瓜瓜氏、SNSで語る:父 薄熙来氏の「3つの過失」認め、習氏との確執否定 | 関連記事をもっと読む )













































