地方創生対話フォーラム@九州・沖縄ブロック、熊本で開催 シリコンアイランド九州の産業連携など議論
内閣官房が熊本で地方創生フォーラムを開催し、シリコンアイランド九州の産業連携や農水産物の海外展開を通じた地域経済活性化について議論した。(写真/内閣官房 地域未来戦略本部事務局提供)
内閣官房地域未来戦略本部事務局は1月19日、全国5ブロックで開催する「地方創生対話フォーラム」の第4弾として、九州・沖縄ブロックのフォーラムを熊本県熊本市で開催した。本フォーラムは、各地で地方創生に取り組む関係者を招聘し、地域での好事例を題材に、地方創生をさらに力強く展開するための議論を深めることを目的としている。秋田県、福井県、群馬県に続く開催となった。
冒頭、黄川田仁志地域未来戦略担当大臣が主催者挨拶を行い、続いて公務により欠席した木村敬熊本県知事のビデオメッセージが上映された。会場には竹内信義熊本県副知事が登壇したほか、熊本県PRキャラクター「くまモン」も登場し、フォーラムに花を添えた。政策説明では、海老原諭内閣官房地域未来戦略本部事務局長が、2025年末に閣議決定された「地方創生に関する総合戦略」や、2026年夏に策定予定の「地域未来戦略」について詳しく解説した。
トークセッションは2部構成で行われ、第1部では「新生シリコンアイランド九州~広域リージョン連携による産業クラスター形成~」をテーマに議論された。九州経済連合会の吉村貴寛氏、日清紡マイクロデバイスATの末吉裕明氏、熊本県の中島一哉氏、株式会社スズキの鈴木清己氏が登壇し、半導体産業の基盤強化や「くまもとサイエンスパーク構想」、広域的な産業クラスター形成に向けた取組が紹介された。
第2部では「フードアイランド九州~農水産品の高付加価値化と海外展開~」と題し、農水産物の高付加価値化や販路開拓について議論された。ごと株式会社の木下秀鷹氏、くしまアオイファームの奈良迫洋介氏、弓場貿易の弓場秋信氏、沖縄県の冨澤正紀氏が登壇。五島列島のさつまいも輸出戦略や、おきなわブランドのグローバル展開など、地域資源を活かした強い地方経済の創出に向けて熱心な議論が交わされた。次回のフォーラムは2月6日に岡山県岡山市で開催される予定となっている。
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