新旧クイーン、20年ぶりの「奇跡のランデブー」 ロングビーチ沖に響き渡る継承の汽笛
キュナードの現旗艦クイーン・メリー2がロングビーチ沖で初代と20年ぶりの再会を果たし、90周年の歴史を刻む感動的なランデブーを実現した。(写真/キュナードPR事務局提供)
英国のラグジュアリー・クルーズ・ライン、キュナードが運航するフラッグシップ「クイーン・メリー2」は、現地時間2026年2月2日、カリフォルニア州ロングビーチ沖にて初代「クイーン・メリー」と20年ぶりとなる歴史的な再会を果たしました。世界唯一のオーシャンライナーであるクイーン・メリー2が、自身の名の由来となった伝説の名船とランデブーを遂げたこの瞬間は、海事史における稀有な節目となりました。
1936年にデビューし、今年で90周年を迎える初代クイーン・メリーは、アール・デコ様式の象徴として知られ、現在はロングビーチで宿泊施設や博物館を備えた文化的拠点として親しまれています。一方、クイーン・メリー2は、初代の退役から35年以上を経て就航したキュナードの現フラッグシップであり、大西洋横断航路のレガシーを継承する存在です。
今回の再会では、初代から受け継がれ改修を施された汽笛がクイーン・メリー2から鳴り響き、世代を超えたクイーン船の絆を象徴する感動的なシーンが展開されました。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は、このランデブーを「過去・現在・未来を映し出し、海事の歴史との特別な結びつきを思い起こさせるもの」と称賛しました。また、クイーン・メリーのマネージング・ディレクター、スティーブ・カローカ氏も、90周年という記念すべき年に実現したこの「一世代に一度の光景」に対し、深い敬意を表明しました。
クイーン・メリー2は、この再会に先立ち初のパナマ運河通航を成功させており、ランデブー後は17年ぶりにロサンゼルス港へ公式寄港しました。
同船は現在、108泊に及ぶ2026年ワールド・ボヤージの途上にあり、今後も世界30以上の寄港地を巡る予定です。キュナードは現在、最新船「クイーン・アン」を含む4隻体制で運航しており、1840年の創業以来培ってきたホワイトスター・サービスを通じて、世界のクルーズ市場を牽引し続けています。
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