特定非営利活動法人放送批評懇談会は2026年5月15日、第63回ギャラクシー賞の入賞作品一覧および第20回マイベストTV賞グランプリを発表した。視聴者の直接投票によって選出される「マイベストTV賞」の第20回グランプリには、TBSテレビの火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」が153票を獲得し、栄冠に輝いた。
同作は、竹内涼真が演じる勝男と夏帆が演じる鮎美が、結婚直前の破局を経て当たり前だと思っていたものを見つめ直し、再生・成長していくロマンティックコメディである。視聴者からは、竹内の人間味あふれる演技や、古い常識が変化していくストーリー展開に多くの称賛が寄せられ、幅広い支持を集めた。
NHKとTBSの作品が上位を独占
続く最終投票結果では、第2位にNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(131票)、第3位にNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(130票)が選出された。
第4位以下には、NHKドラマ10「テミスの不確かな法廷」、TBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」、テレビ東京「25時、赤坂で Season2」、NHK夜ドラ「ひらやすみ」、NHKプレミアムドラマ「京都人の密かな愉しみ Rouge-継承」、TBS日曜劇場「リブート」、NHKドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」が名を連ね、NHKとTBSの作品が上位を占める結果となった。
志賀信夫賞、個人賞などの各賞も決定
また、放送界の発展に寄与した人物を称える「志賀信夫賞」には重延浩氏が、放送界の未来を切り拓く挑戦を顕彰する「フロンティア賞」にはTBS/JNNの「戦後80年プロジェクトつなぐ、つながる」が決定した。
個人賞は、NHK夜ドラ「ひらやすみ」や大河ドラマ「べらぼう」等での卓越した演技が評価された岡山天音氏が受賞し、特別賞にはNHK連続テレビ小説「ばけばけ」が選ばれた。ラジオ部門のDJパーソナリティ賞には、TBSラジオ「Angie Radio!!~夢は口に出せば叶う!~」などで活躍するアンジェリーナ 1/3氏が選出されている。
各部門の入賞作品一覧
各部門の入賞作品も多岐にわたる。テレビ部門では、NHKスペシャル「オンラインカジノ “人間操作”の正体」、KNB報道スペシャル「終わりなき白の濁」、高山テレビ放送「雲上の除雪隊」、RKB毎日放送「巣鴨日記」、鹿児島テレビ放送「警察官の告白」、関西テレビ放送「僕達はまだその星の校則を知らない」、テレビ東京「シナントロープ」、CBCテレビ「ハートフルワールド」、福島中央テレビ「CHAOS」、チューリップテレビ「崖縁」、信越放送「あなたを忘れない」、NHKのETV特集「“歳月に埋もれた声”をたずねて」など計14作品が入賞した。
ラジオ部門では、青森放送「RAB耳の新聞スペシャル」、福井放送「殺人犯の烙印は消せるのか」、ニッポン放送「鬼平犯科帳本所・桜屋敷」、J-WAVE「QUEST FOR PEACE」、エフエム沖縄「特別授業For Next Generation」、南日本放送「MATCHAの挑戦」、エフエム北海道「世界の“ビヨ~ン”がやって来た!」、MBSラジオ「歌と対話でつなぐ」の8作品が選ばれた。
CM、報道活動部門の入賞一覧と贈賞式配信
CM部門では、岩手日報社の震災風化防止広告、大塚製薬「ポカリスエット」、サントリー「特茶」、東海テレビ放送「戦後80年」スポット、東京ガス「ふたつの人生」、秋田放送「ABSあきたアプリ」、大日本除虫菊、ヒガシマル醤油、関西電気保安協会、キユーピー、Dole Japan、日本コカ・コーラ、吉本興業ホールディングスの各作品、計13作品が入賞している。
報道活動部門では、朝日放送テレビ「復興の名の下で」、岡山放送の「手話実況」、TBSテレビ「報道特集」の兵庫県知事選報道、NHKスペシャルの継続的な報道活動、文化放送「詩人/アーサー・ビナードが伝えた『戦争』」、北海道放送のアイヌ民族問題に関する報道の計6件が選出された。
これら入賞作品の中から最高賞である「大賞」を含む各賞の最終結果は、2026年6月1日に開催される贈賞式にて発表される。式典は午後3時より、放送批評懇談会の公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される予定である。
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編集:小田菜々香


















































