日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を運営する株式会社Clearは2026年8月31日、東京都港区の虎ノ門ヒルズ森タワー51階に位置するアンダーズ東京シェフズスタジオにて、新商品「来火」のメディア向け発表会および試飲会を開催した。
当日は11時15分から12時30分にかけて、ブランドおよび新商品の紹介、酒器による味わいの違いの体験、そして特別メニューとのペアリングセッションが行われた。
「来火」は、フラッグシップ商品である「百光」と双璧を成す2年ぶりのレギュラー新商品として開発され、世界の高級酒に共通する「ドライ」と「複雑性」の両立を目指した一本となっている。
佐渡の酒蔵と共同開発、辛口と複雑性を追求した「来火」
新商品の「来火」は、新潟県佐渡島で歴史を紡ぐ天領盃酒造との協業によって誕生した。味わいの透明感と辛口としての骨格を両立させるため、精米歩合にもこだわっている。
麹米には高品質で捌けの良い岡山県産山田錦を、掛米には雑味が出にくく丸みのある甘味をもたらす佐渡産こしいぶきを使用し、全国的にも珍しい硬度比率を持つ佐渡最高峰・金北山の伏流水で仕込まれた。
内容量は720ミリリットルで、価格は税込み2万2000円である。本商品は9月2日に情報が解禁され、事前登録者限定で9月14日に発売される予定だ。
酒器で変わる味わい、試飲会で「来火」の多彩な表情を体験
試飲会では、商品開発の秘話や、現在の日本酒市場においてなぜ辛口に挑むのかが詳しく語られた。参加者は、白ワイングラスを使用して瑞々しい甘味やシャープな酸を立体的に味わい、一方で飲み口の薄い平盃を用いて輪郭が引き締まったシャープな骨格を楽しむなど、酒器によって変化する多彩な表情を体験した。
また、料理とのペアリングセッションでは、焼きガニと枝豆のテリーヌスモールトマトクーリ、鯵のパンフライ茗荷のピクルス生姜とお米のオリーブソース、丹波黒鶏のグリルシメジとバターナッツ柚子胡椒という3品の料理が提供され、「来火」の持つ青々しい清涼感や端正な旨味、心地よいほろ苦さが、それぞれの料理をいかに引き立てるかが実証された。
株式会社Clearの生駒龍史代表取締役は、これまでの甘味を基調とした設計とは対照的に、多様な要素を満たしながらも決定的にドライな「来火」を完成させたと述べた。
この新しい辛口を通じて、日本国内の顧客だけでなく、ワインやウイスキーが評価される世界のラグジュアリー市場に対して新たな価値を提示し、SAKE HUNDREDのグローバル展開をさらに推進していくという。
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編集:小田菜々香













































