COMPUTEX 2026、エヌビディアのジェンスン・フアン氏とマーベルCEOが同壇 次世代AIインフラを議論へ

2026-05-26 17:09
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは23日に台北松山空港に到着した。米マーベル・テクノロジーのマット・マーフィーCEOが6月2日に行うコンピュテックスの基調講演に同壇する予定だ。(資料写真、劉偉宏撮影)
エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは23日に台北松山空港に到着した。米マーベル・テクノロジーのマット・マーフィーCEOが6月2日に行うコンピュテックスの基調講演に同壇する予定だ。(資料写真、劉偉宏撮影)

台北国際コンピューター見本市「COMPUTEX 2026(コンピュテックス2026)」の主催団体の一つである中華民国対外貿易発展協会(台湾貿易センター、TAITRA)は25日、米半導体大手マーベル・テクノロジーのマット・マーフィー会長兼最高経営責任者(CEO)が行う基調講演に、米エヌビディア(NVIDIA)創業者兼CEOのジェンスン・フアン(黄仁勲)氏が登壇すると発表した。

基調講演は6月2日午前10時30分から、台北南港展覧館(TaiNEX)第2館7階で開催される。

3月発表の提携を軸にAIインフラ協業を議論

TAITRAによると、両氏は今年3月に発表したパートナーシップを踏まえ、MarvellとNVIDIAが次世代AIインフラの開発において、どのように協力し、顧客により多様で柔軟な選択肢を提供するための協業のあり方について議論を交わす予定だ。

これまでコンピュテックスで数々の重要なテーマを提起してきたフアン氏だが、今回はマーフィー氏と共にAIの未来の新たな方向性を探る。

また、マーベルの広範囲にわたるパートナーエコシステムから他の企業幹部も登壇し、マーベルとの緊密な連携を通じて、業界における次なるAIイノベーションの波をいかにして起こすかについて共有する。

TAITRAは、マーベルの技術がサーバーやラック内部からデータセンター各所を結ぶ地理的な分散型ネットワークに至るまで、現代のAIデータセンターインフラの重要なリンクを構成しており、顧客に向けてかつてない性能と規模を備えたAI最適化システムの導入を支援していると指摘した。

開幕前フォーラムではAI SystemsやAIセキュリティーに焦点

また、コンピュテックス開幕前の5月27日には、もう一つの主催団体である台北市電脳商業同業公会(TCA)が「COMPUTEX 2026」展前フォーラムを開催する。

フォーラムには、Google Cloud(グーグル・クラウド)、聯発科技(メディアテック)、McKinsey & Company(マッキンゼー・アンド・カンパニー)、鴻海研究院、E Ink(イーインク)、Acer Medical(エイサー・メディカル)などの国際企業や産業専門家が参加する。

AIシステム、企業へのAI導入、AIセキュリティー、AIチップ、産業別アプリケーションなどの重要テーマに焦点を当て、今年のコンピュテックスに向けた産業トレンドの議論を先取りする内容となる。

2026年のAI支出は2.59兆ドル規模へ インフラ投資が焦点

米IT調査会社ガートナーの報告書によると、2026年の世界のAI関連支出額は2兆5900億米ドルに達し、前年比47%増となる見通しだ。

そのうちAIインフラ支出が占める割合は45%を超えるとされる。また、AI最適化サーバーへの支出は今後5年間で3倍に拡大すると予測されている。

AIモデルやAIエージェント、各種AIアプリケーションが急速に普及する中、企業はAI投資とインフラ整備を継続的に拡大しており、こうした流れの中、今年のコンピュテックス2026は世界のAIサプライチェーンやアプリケーションの実装状況を見極める重要なプラットフォームとなる見込みだ。

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