【2026 WBC】台湾代表30人が決定 プレミア12王者がMLB・NPB組招集の「史上最強布陣」で8強狙う
2026年WBC台湾代表30人が決定。プレミア12王者の主力を軸に、MLB・NPB組を加えた「史上最強布陣」で東京ドームに乗り込む。(写真/黃信維撮影)
2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕に向け、本日6日に台湾代表チームの最終登録メンバー30人が正式に発表された。2024年の「プレミア12」で優勝を果たし、世界ランキング王者として君臨する台湾は、今回のWBCに向けてメジャーリーグ(MLB)や日本プロ野球(NPB)で活躍する海外組、さらに強力なルーツを持つ選手(ヘリテージ選手)を招集。東京ドームで行われる1次ラウンド突破と、アメリカ・マイアミでの決勝トーナメント進出(8強入り)を虎視眈々と狙う。
最速150キロ超がズラリ、NPB組も選出
今回の代表メンバーは投手16人、捕手3人、内野手7人、外野手4人の計30人で構成されている。投手陣はMLB傘下の林昱珉(ダイヤモンドバックス)や陳柏毓(パイレーツ)といった有望株に加え、NPBへの移籍が決まった古林睿煬(日本ハム)や徐若熙(ソフトバンク)など、最速150キロ超を誇る剛腕たちが名を連ねた。また、捕手にはプレミア12優勝の立役者である林家正や、長打力が魅力の吉力吉撈・鞏冠(ギリュギリュ・クンクアン)らが選出され、守備の要を固める。
「台湾系」メジャーリーガー初参戦、打線は歴代最強
野手陣では、元MLBの張育成(富邦)をはじめ、鄭宗哲(ナショナルズDFA)や李灝宇(タイガース)ら米国組が選出されたほか、特筆すべきは新たな「侍」の加入である。MLBカブス傘下のジョナサン・ロングと、ガーディアンズ傘下のスチュアート・フェアチャイルドの2名が、台湾系選手として初めて代表のユニフォームに袖を通すことになり、打線の厚みは「歴代最強」との呼び声が高い。外野陣もキャプテンの陳傑憲、俊足の陳晨威、そしてNPB西武ライオンズ入りする林安可と、走攻守に隙のない布陣となっている。
日韓戦がヤマ場、球数制限の運用が鍵
台湾代表はプールCに入り、3月5日から8日にかけてオーストラリア、日本、チェコ、韓国と対戦する。特に3月6日の日本戦、そして最終戦となる3月8日の韓国戦は、準々決勝進出の行方を占う最大の山場となる。予選は総当たり戦で行われ、グループ上位2チームのみが準々決勝へ駒を進めることができる。
大会規定により、投手には厳格な球数制限(1次ラウンドは最大65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球)や登板間隔の休息日が設けられているため、層の厚い投手陣をどう運用するかが勝敗の鍵を握る。なお、大会の模様は愛爾達(ELTA)、緯来(Vland)、東森、台湾電視などの各局で中継される予定である。
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