台湾のシンガーソングライター・林潔心(リン・ジエシン)が8月28日、前作『青春疾走』に続く最新アルバム『永遠少年少女』をデジタルおよびフィジカルで同時リリースした。
14歳のアイドルグループ時代から現在23歳の実力派ラッパー兼ソングライターへと歩みを進めてきた彼女は、本作を通じてこれまでの「アイドルとしての固定観念」を手放し、自らの内面と深く向き合う姿勢を示している。
23歳の林潔心が描く、迷いから自己受容までの軌跡
本作に収録された全10曲は、迷いや自己不信から始まり、再び自分自身を認識し受け入れるまでの過程を記録したものとなっており、23歳の林潔心が抱く「成長」と「永遠」に対する新たな解釈が描かれている。
林潔心は過去を振り返り、「以前は完璧で失敗のない姿を周囲に見せたいという思いが強かった。作品への否定や外見、レッテルに対する悪意あるコメントを見て深く傷つき、自分が至らないのではないかと悩み続けた時期もあった」と振り返る。
約1年半にわたるアルバム制作を経て、彼女は「すべての人に理解され、好かれることは不可能だと気づいた。自分の音楽と心に誠実に向き合っていれば、外部からの評価や他者が抱くイメージは、自分ではなく相手側の問題なのだと考えられるようになった」と述べ、他者の視線から解放された現在の心境を明かした。
呂允との共演曲で表現する「自分を愛する」というメッセージ
リード曲「To-Do List」では、同世代の人気シンガーソングライター・呂允(リュウ・ユン)とのコラボレーションが実現した。過去に林潔心のワンマンライブへ呂允がゲスト出演し「捉摸不定」を共演した縁から、今回のメロディックラップ楽曲の制作では、林潔心自ら呂允に作詞を依頼したという。
林潔心が「12345678」という数字のみで歌い上げたデモ音源を聴いた呂允は当初驚きを見せたものの、その面白さを活かして数字のハミングを歌詞の一部として取り入れた。
一見すると甘いデュエットソングのように響く「To-Do List」だが、実際には林潔心が自身に向けて綴った「自分を愛するためのラブレター」ともいえる楽曲である。
彼女にとって自分を愛することとは物質的なご褒美を与えることではなく、自分の意志を尊重することであり、「他人に合わせるためだけに我慢するのではなく、自分の考えを伝え、本当に情熱を注ぎたい対象に力を使う」という決意が込められている。
アルバム名『永遠少年少女』について林潔心は、特定の年齢を定義するものではなく、誰もが心の中に持ち続ける純粋さを表現していると説明する。現実の複雑さや葛藤を経験しても、最初の好奇心や情熱を失わず、自らの強さも脆さも受け入れながら自分のペースで生きていく姿勢が本作全体のテーマとなっている。
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編集:小田菜々香















































