2026年の台湾の双十節(国慶節)が近づくなか、国慶準備委員会は1日午後、記者会見を開き、今年の国慶関連イベントとメインビジュアルを正式に発表する予定だ。これに先立ち、国慶節の公式フェイスブックが画像を更新し、今年のメインビジュアルが一足早く公開された。
国旗や筆のタッチといった要素を強調した過去2年間に比べ、今年は現代的なテクノロジーを意識したデザインへと大きく変化した。幾何学的な線や図形の配置を通じ、台湾のテクノロジー産業や半導体大国としての特色を表現している。

韓国瑜氏が「シリコンの盾」を提案 半導体・回路をイメージ、「TAIWAN」もスローガンに
今年のメインビジュアルは、赤、青、白の3色を引き続き基調としているが、デザインの表現には明確な変化がみられる。
報道によると、国慶準備委員会の委員長を兼ねる韓国瑜・立法院長(国会議長)は、今年のデザインに台湾の「シリコンの盾」をイメージした要素を盛り込みたいとの意向を示していた。このため、全体には半導体チップや回路、テクノロジー産業を連想させる要素が取り入れられた。
世界のサプライチェーンで重要な位置を占める台湾の半導体産業を国慶節のビジュアルに取り入れることで、伝統的な国家行事に「テクノロジーの島」という象徴性を加えている。
メインビジュアルの刷新に加え、今年の英語スローガンも「TAIWAN·TOGETHER AS ONE」に変更された。「TAIWAN」を直接盛り込み、団結してともに前進するという考えを表現している。
2024年の国慶節では、英語スローガンに「A Beautiful Taiwan Today, A Better Taiwan Tomorrow」が採用された。当時のデザインは二つの「十」を組み合わせ、中央に梅の花を配置。青、白、赤を基調とした国旗カラーを用い、全体として伝統的で鮮明なスタイルとなっていた。
3年間で大きく変わった国慶デザイン 2025年は筆のタッチで旗を表現
2025年の国慶節メインビジュアルは、また異なる方向性を打ち出した。
「双十」の意匠をベースに手描き感のある筆のタッチを加え、柔らかなモランディカラーを採用。国旗の青、白、赤をもとにした配色が用いられた。
当時のデザインは「筆を刃とし、歴史を刻む。筆を翼とし、未来を描く」を中核のコンセプトとし、色の濃淡や動きのある線によって旗が翻る様子を表現した。
直近3年間のデザインからは、国慶節のメインビジュアルが異なる美術表現を通じ、台湾のイメージを継続的に再解釈していることがうかがえる。
今年の国慶関連イベントの開催地も順次決まっている。国慶祝賀イベントは10月9日、新北市の板橋第一運動場で開催される予定だ。翌10月10日の国慶花火は台東で行われ、卑南渓の河口で打ち上げられる予定となっている。
国慶節まで残り1カ月余りとなるなか、新たな「半導体チップ」を意識したメインビジュアルや英語スローガン、祝賀イベントや花火を通じ、今年どのようにテクノロジーのイメージで台湾の特色をアピールするのかが注目されている。

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編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾労働相の南京訪問、中国国台弁が「2つの譲歩」か 「中国台湾」使わず過去発言にも触れず | 関連記事をもっと読む )


















































