台湾の中央気象署(気象庁に相当)は31日、中国・海南島付近にある熱帯低気圧TD20について、再び台風に発達し、台風18号(ソウデル)が「復活」する可能性があるとの見方を示した。今後は北東方向へ進みながら次第に勢力を弱める見通しだが、弱まる速度が遅い場合には、早ければ9月1日夜にも海上台風警報が発令される可能性がある。
台湾では31日から9月2日にかけて雨が強まる見込みで、中南部や花蓮・台東では大雨に警戒が必要だ。
TD20、発達しにくい環境 早ければ9月1日夜に海上台風警報も
中央気象署の趙竑予報官は31日午前の気象説明会で、海南島付近にある熱帯低気圧TD20について、「元台風18号」で、再び台風に復活する可能性はあるものの、周辺の環境は発達に不利だと説明した。
TD20は今後、北東方向へ進むにつれて勢力を徐々に弱める見通し。ただ、弱まる速度が比較的遅い場合には、9月1日夜に海上台風警報を発令する可能性も排除できないという。
一方、台湾東方沖の広い低圧帯では、31日午前に別の熱帯低気圧TD27が発生した。今後は琉球諸島の南方海上へ進む見込みで、台湾への直接的な影響はないとしている。
南西風強まる 中南部・花蓮・台東で大雨に警戒
趙氏によると、31日から9月2日にかけてが、向こう1週間で最も雨が強まりやすい期間となる。
台湾周辺は広い低圧帯に覆われており、31日はバシー海峡から屏東沖にかけて南西風が強い。嘉義以南や台東では雨が強まりやすく、局地的な大雨や短時間の激しい雨に注意が必要だ。その他の地域でも、午後を中心に雷雨となる見込み。
9月1日から2日にかけては、南西風の強い領域が北上して台湾付近にかかり、風もさらに強まる。
中南部や花蓮・台東では、短時間の激しい雨や局地的な大雨となり、雨が長時間続く恐れもある。その他の地域では午後を中心に雷雨となる見通しだ。
9月3日以降は湿った空気が次第に減り、南部や台東では雨がやや弱まり、断続的に雨が降る見込み。一方、西部や宜蘭・花蓮では局地的な大雨となる可能性がある。
9月4日には、雨の中心が台湾北部や宜蘭へ移る見通しだ。
各地で蒸し暑さ続く 南部・東部など沿岸ではうねりに注意
雨が降っていない時間帯は各地で蒸し暑さが続き、最高気温は32~34度程度となる見込み。また、31日から9月3日にかけて、台湾南部や東部、澎湖の沿岸ではうねりに注意が必要だ。
南部や南東部、澎湖、馬祖では、強い風や突風にも注意するよう呼びかけている。
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編集:梅木奈実















































