【台湾・最新好感度調査】蔡英文氏が61.7%で首位 20~30代・無党派層でもトップ

最新の世論調査によると、台北市民の間では蕭美琴副総統の好感度が最も高く、沈伯洋氏は3位だった。(中央社記者郭日暁撮影、115年10月26日)
最新の世論調査によると、台北市民の間では蕭美琴副総統の好感度が最も高く、沈伯洋氏は3位だった。(中央社記者郭日暁撮影、115年10月26日)

台湾の主要政治家のうち、若年層や無党派層から最も好感を持たれているのは誰か。世論調査の専門家、戴立安氏が発表した10月の「台湾民心調査」によると、蔡英文前総統(民進党)が全国での好感度61.7%で首位に立ち、20〜29歳、30〜39歳および無党派層の間でもトップとなった。一方、台北市民の間では蕭美琴副総統(民進党)の好感度が最も高かった。また20〜29歳の層において、11月投開票の台北市長選挙の民進党候補、沈伯洋氏と、現職の国民党候補、蒋万安氏の好感度の差がわずか0.3ポイントにとどまったことも注目される。

20代・30代とも蔡英文氏が好感度トップ

同調査では、「以下の政治家に好感を持っているか」と問い、複数回答可能とする絶対評価方式を採用した。若年層に関しては、20〜29歳と30〜39歳のいずれの層でも蔡氏に対する好感度が最も高く、それぞれ60.1%と60.0%を記録した。

順位
20〜29歳
30〜39歳
第1位
蔡英文氏 60.1%
蔡英文氏 60.0%
第2位
沈伯洋氏 40.5%
蕭美琴氏 48.8%
第3位
蒋万安氏 40.2%
頼清徳氏 45.9%
第4位
蕭美琴氏 38.3%
沈伯洋氏 43.2%
第5位
頼清徳氏 36.9%
蒋万安氏 28.6%

データを見ると、20〜29歳における沈氏と蒋氏の好感度はそれぞれ40.5%と40.2%で、第2位と第3位にランクインした。一方、30〜39歳では蒋氏の好感度は28.6%にとどまり、第5位に後退する。頼清徳総統(民進党)は、これら二つの年齢層において好感度がそれぞれ第5位と第3位だった。

無党派層と台北市民の支持動向

無党派層における好感度の順位は、蔡氏が52.3%、盧秀燕台中市長(国民党)が37.8%、蕭氏が37.5%、蒋氏が35.0%、頼氏が34.0%となり、上位5名には与野党の政治家が入り交じる結果となった。

台北市民からの好感度上位6名は、蕭氏が59.8%、蔡氏が58.0%、沈氏が56.1%、頼氏が53.3%、盧氏が41.2%、蒋氏が39.7%の順となった。報告書は、蒋氏の台北市における好感度が8月と比較して9ポイント下落し、全国での下落幅も10.9ポイントに達したと指摘。「台北市長選挙の情勢に明らかに打撃が生じている」と分析している。

国民党支持者は蒋万安氏を最も支持

汎緑(民進党寄り陣営)の支持者から最も高い好感度を得たのは蔡氏で96.0%。次いで頼氏(88.8%)、蕭氏(87.4%)、沈氏(86.1%)と続き、第5位は盧氏の13.1%だった。一方、汎藍(中国国民党寄り陣営)の支持者から最も高い好感度を得たのは蒋氏で88.5%で、これに盧氏(83.3%)、韓国瑜立法院長(77.6%)、鄭麗文国民党主席(47.9%)と続き、第5位は蕭氏の21.3%だった。 (関連記事: 台湾・台北市長選の最新世論調査 支持率は沈伯洋氏45%、蒋万安氏41% 当選予想は蒋氏48% | 関連記事をもっと読む )

クロス集計によると、基隆・宜蘭・花蓮・台東・離島地域の住民は蒋氏に最も好感を抱いており、最終学歴が中学校卒業の層では蕭氏への好感度が最も高い。また、台湾民衆党の支持者は韓氏に最も好感を持っていることが明らかになった。さらに、民進党支持者の頼氏に対する好感度は89.4%で、国民党支持者の鄭氏に対する好感度は52.8%だった。

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