郷ひろみ、古希で万感の紅白勇退 ラストは笑顔で「こんなに最高な『瞳』はなかなかない」

第76回NHK紅白歌合戦は、70歳での勇退を飾った郷ひろみの熱狂的なラストステージと、20周年を記念しレジェンドOGが再集結したAKB48の豪華共演が、2025年の大みそかを鮮やかに彩りました。(写真/NHK提供)
第76回NHK紅白歌合戦は、70歳での勇退を飾った郷ひろみの熱狂的なラストステージと、20周年を記念しレジェンドOGが再集結したAKB48の豪華共演が、2025年の大みそかを鮮やかに彩りました。(写真/NHK提供)

AKB48はOG再集結で20周年彩る

大みそか恒例の「第76回NHK紅白歌合戦」が2025年12月31日、東京・渋谷のNHKホールで開催され、今年での「紅白卒業」を宣言していた歌手の郷ひろみがラストステージを飾った。また、結成20周年を迎えたAKB48は歴代のレジェンドメンバーと共に登場し、節目の舞台を華やかに盛り上げた。

今年で25年連続、白組最多となる通算38回目の出場を果たした郷ひろみ。自身70歳、「古希」の節目となるこの日、長年親しまれてきた代表曲「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」を万感の思いで披露した。白とゴールドのスパンコールが輝く衣装で登場した郷は、古希とは思えぬ伸びやかな歌声とキレのあるジャケットプレイで観客を魅了。間奏ではステージを飛び出してホール内を一周し、共演者たちとハイタッチを交わすなど、最後までエネルギッシュなパフォーマンスで会場を一つにした。

曲中には「サンキュー紅白!紅白サイコー(GO)!」と高らかにシャウト。歌唱後、マイクを握り締め「こんなに最高な『2億4千万の瞳』はなかなかないです。本当にありがとうございました」と深々と一礼し、晴れやかな笑顔を見せた。 郷は29日のリハーサル時に「2025年を一区切りにしたい」と勇退を発表しており、「新しいアーティストに思いをつなげたい」と次世代への継承を強調していた。1973年の初出場から半世紀以上にわたり、エンターテイナーとして紅白を彩り続けたスターが、惜しまれつつも有終の美を飾った。

AKB48が「第76回NHK紅白歌合戦」に6年ぶり13回目の出場を果たし、現役メンバーに加えて前田敦子ら8名の卒業メンバーが20周年記念のスペシャルメドレーを披露する。NHK
AKB48が「第76回NHK紅白歌合戦」に6年ぶり13回目の出場を果たし、現役メンバーに加えて前田敦子ら8名の卒業メンバーが20周年記念のスペシャルメドレーを披露した。(写真/NHK提供)

一方、結成20周年記念のステージとなったAKB48は、現役メンバーに加え、前田敦子、高橋みなみ、大島優子、板野友美、小嶋陽菜、篠田麻里子、柏木由紀、指原莉乃といった卒業生たちが一夜限りの再集結を果たした。 「フライングゲット」や「会いたかった」など往年のヒット曲を含むメドレーを披露し、新旧メンバーが息の合ったダンスで魅せた。司会の有吉弘行から「(レジェンドがいると)現役メンバーはやりにくいのでは」と毒舌交じりに問われると、メンバーたちが全力で否定するなど、和やかな掛け合いでも会場を沸かせた。

今回の紅白は「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに掲げ、日本の放送100年を記念した特別企画も実施された。司会は綾瀬はるか、今田美桜、有吉弘行、鈴木奈穂子アナウンサーが務め、時代や世代をつなぐ音楽の祭典として2025年の大みそかを締めくくった。

編集:小田菜々香

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