トップ ニュース キャセイ航空、燃油サーチャージ34%引き上げ 4月から、中東情勢受け異例の頻度で改定
キャセイ航空、燃油サーチャージ34%引き上げ 4月から、中東情勢受け異例の頻度で改定 香港国際空港で離陸を待つキャセイパシフィック航空の機体=2023年10月8日(写真/AP通信)
中東情勢の緊迫化に伴い、 世界の石油供給と価格に深刻な影響を与え続けるなか、香港の航空大手キャセイパシフィック航空は26日、4月1日より全路線の燃油サーチャージを引き上げると発表した。引き上げ幅は最大34%に達し、わずか2週間のうちに「2度目」の値上げとなる。同社はメディアに対し、現在、経営コストの「甚大な圧力」に直面していると説明した。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が引用した声明によると、改定後の燃油サーチャージは来週水曜日(4月1日)から適用される。長距離路線のサーチャージは、現行の1,164香港ドル(約2.3万円)から引き上げられ、1,560香港ドル(約3.2万円) となる。
長距離路線だけでなく、中距離および短距離路線の旅客もこの影響を免れず、全路線で大幅な改定が実施される見通しだ。
4月から適用されるキャセイパシフィック航空の燃油サーチャージ詳細は以下の通り:
現行
改定後
引き上げ額
上昇率
長距離路線
1164香港ドル
1560香港ドル
+ 396香港ドル
34%
中距離路線
541香港ドル
725香港ドル
+ 184香港ドル
34%
短距離路線
290香港ドル
389香港ドル
+ 99香港ドル
34%
今後は「2週間ごと」に価格をローリング見直し キャセイパシフィック航空は公式声明の中で、「不安定な中東情勢が続き、 航空燃料の 国際価格に深刻な影響を及ぼしており、多くの航空会社が経営に甚大な圧力を受けている 」と苦境を明かした。
キャセイパシフィック航空のチェックインカウンター。(写真/王仁邑提供)
予測困難なエネルギー危機 に対応するため、キャセイパシフィック航空は燃油サーチャージの改定頻度を短縮し、今後は燃料価格の変動をより正確かつ迅速に反映させるため、「2週間ごとの改定」に変更すると発表した。中東での戦闘が沈静化するまで、利用者が負担する航空券コストの不透明感は当面続くことになりそうだ。
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