京都市左京区の平安神宮で2日、夜間ライトアップと回遊型演出を組み合わせた没入型ナイトウォークイベント「WONDER NIGHT JINGU 〜月華〜」が開幕した。平安神宮の御鎮座130年を記念し、株式会社NEXYZ.Group、株式会社ブランジスタ、株式会社ネクシィーズ・ワンダーウォールの3社が主催、京都府と京都市が後援する。
開催に先立ち1日夜には関係者向けの発表会が開かれ、公式アンバサダーを務める女優の高橋メアリージュンさん、モデルの高橋ユウさん姉妹や西脇隆俊京都府知事らが登壇した。同イベントは11月29日までの約1カ月間、期間限定で開催される。
高橋姉妹、故郷ゆかりの京都に思いを寄せる
1日午後7時から開かれた発表会には、地元関係者や報道陣ら約500人が集まった。開会に際し平安神宮の鷲尾隆久宮司があいさつしたほか、主催・プロデューサーでネクシィーズ・ワンダーウォール代表取締役の藤原一氏、ディレクターでTHE HIDEAWAY代表取締役の森下直哉氏、ゲストの紗月さん、高橋メアリージュンさん、高橋ユウさんが登壇した。
西陣出身の藤原氏は「東京での生活が20年以上になり、海外にも10代の頃から行っていたが、京都の素晴らしさがよく分かった。いつか京都に帰って今回のようなイベントを実施し、たくさんの方に喜んでほしいとここ数年思っていたので、実現できて非常にうれしい」と企画の経緯を語った。
トークセッションでは、京都生まれ滋賀育ちの高橋姉妹がゆかりの地への思いを語った。高橋メアリージュンさんは「新たな京都の景色を世界に見せていくことに関わらせていただき、ほんまにうれしい」と笑顔を見せ、高橋ユウさんも「一緒に盛り上げるのはもちろん、私たちも楽しみたい。新しい京都を知っていきたいという思いを発信していきたい」と意気込みを述べた。
幻想的な夜の平安神宮に高橋姉妹も絶賛
事前に演出を体験した感想について、メアリージュンさんは「平安神宮の良さを生かしたライティングと音楽が素晴らしく、ただ見るだけでなく自分たちもアートの一部になるような体験ができる。想像以上に没入できて楽しかった。絶対に来た方がいい、百聞は一見にしかずです」と来場を呼びかけた。
ユウさんも「昼の平安神宮も綺麗だが、こんな風になるんだという驚きと感動の連続だった。世界観に自然と没入していくのがとても印象的。紅葉の楽しみ方も感じながら映え写真を撮ってほしい」と太鼓判を押した。
来賓として出席した西脇京都府知事は「これだけの素晴らしい観光都市にしてはナイトタイムエコノミーが足りないのではないかと感じている。夜まで楽しめる定番のコースはまだないので、ぜひ京都の夜を変えてほしい」と夜間観光の振興に期待を寄せた。
また、京都市の吉田良比呂副市長が松井孝治市長のメッセージを代読し、「歴史と文化を象徴する平安神宮でこれまでにない文化体験を創出する素晴らしいイベント。国内外から多くの方が訪れるこの時期に、新しい京都の魅力を世界に発信する意義の大きな取り組みだ」と祝意を伝えた。
月と光が彩る幻想的なナイトウォーク
会場内には、月に見立てた球体から光を放つ「LUNAR BLOOM(月華の開花)」、光の入り口となる「LUNAR VEIL(月華の帳)」、足元を彩る「FLORAL GLOW(花灯りの径)」、水と光が交差する「PRISM STREAM(彩光のせせらぎ)」、水面に幻想的な風景を映し出す「LUNAR MIRROR(現と幻の水鏡)」といったエリアが設けられ、歴史的建築と現代演出を融合させた夜間体験を提供する。
開催時間は午後5時30分から午後9時30分まで(最終受付は午後9時)。料金は一般平日が大人2500円、中高生1800円、小学生以下1000円。金・土・日・祝日は大人3000円、中高生1800円、小学生以下1000円。
京都府民向けには平日大人1800円、金土日祝2300円、中高生1000円、小学生以下無料の優待料金が設定されている。チケットは専用販売サイトなどで扱っている。
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