台湾・台北市長選、蒋万安氏52%・沈伯洋氏40.7% 討論会後のETtoday調査で11.3ポイント差
調査機関「ETtoday民調雲」が発表した最新の世論調査によると、台北市長候補である蒋万安氏の支持率は52.0%となり、民主進歩党(民進党)の台北市長候補・沈伯洋氏の40.7%を上回った。(資料写真、柯承恵撮影)
11月28日投開票の台湾統一地方選挙に向けた選挙戦が終盤に突入し、台北市長選の情勢が白熱する中、ETtoday民調雲が2日発表した、最新の世論調査結果によると、国民党の台北市長候補で現職の蒋万安氏の支持率が52.0%に達し、民進党候補の沈伯洋氏の40.7%を上回り、その差は11.3ポイントとなった。当選予想では、55.9%が蒋万安氏が当選すると答え、沈氏の当選を予想した割合は39.0%にとどまった。
調査結果によると、台北市の有権者は今回の統一地方選挙に対して極めて高い投票意欲を示している。「必ず投票に行く」との回答率は86.4%、「おそらく行く」は9.5%で、合計で95.9%に上った。
また、蒋氏の全体的な市政運営に対する評価は、「満足」が55.8%、「不満」が40.1%、「分からない・意見なし」は4.1%だった。
各市長候補の支持率では、蒋氏が52.0%、沈氏は40.7%だった。その他候補者の合計は0.5%(郭璽氏0.3%、林志成氏0.1%、唐新民氏0.1%)にとどまった。「まだ決めていない」「分からない・意見なし」は6.0%で、「投票しない」「白票を投じる」は0.9%だった。当選予想では、55.9%が蒋氏の当選を予想し、沈氏の当選を予想する回答は39.0%、「分からない・意見なし」が4.6%だった。
討論会が選挙戦の分水嶺に?
今回の調査では、10月31日に実施された蒋氏と沈氏によるテレビ討論会に関する設問も設けられた。回答者全体の90.0%が討論会に関するコンテンツを視聴したと回答し、その内訳は「大部分を視聴」が39.9%、「一部を視聴」が24.5%、「ニュースやネット上のまとめ・切り抜き動画を視聴」が25.6%だった。「視聴していない」は9.2%にとどまった。視聴者を対象にした討論会の平均評価では、蒋氏が7.3点を獲得し、沈氏の6.8点を0.5点上回った。
さらに、討論会でのパフォーマンスに関する各比較項目では、「蒋氏の主張のほうが信頼できる」と答えた割合は50.1%で、沈氏の40.9%に9.2ポイントの差をつけた。「蒋氏の提示した政策のほうが実現性が高い」とした割合が49.3%だったのに対し、沈氏は39.4%で、その差は9.9ポイント。また、「蒋氏のほうが台北の将来の発展方向について明確に語っていた」は49.7%で、沈氏の41.5%を8.2ポイント上回った。
ETtoday民調雲による本調査は、10月31日のテレビ討論会終了後の16時から11月1日12時にかけて実施された。台北市内の12行政区に戸籍を置く20歳以上の住民を対象とし、電子メール(EDM)およびSMSで通知を行うクローズド型のインターネットアンケート方式を採用した。全データは母集団の性別、年齢、居住地域、教育水準などの変数に基づいて統計的なウェイトバック集計が行われた。有効回答数は1965件で、信頼水準95%における標本誤差は±2.2ポイント。一部の数値は四捨五入による処理が行われているため、合計が必ずしも100%にはならない。本調査の資金提供元は東森民調雲株式会社であり、プロジェクト責任者は最高執行責任者(COO)の謝恵玲氏が務めた。
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