【台湾世論調査】台北市長選候補によるテレビ討論会、弁論では沈伯洋氏に高評価も支持率は蒋万安氏がリード
31日のテレビ討論会を前に握手を交わす国民党の台北市長選候補・蒋万安氏(左)と民進党候補の沈伯洋氏(右)。(中央社)
台北市長選候補者によるテレビ討論会が31日に終了し、TVBS民意調査センターが討論会終了直後に行った世論調査の結果が発表された。それによると、討論会の視聴の有無にかかわらず、「あす投票が行われた場合、誰に投票するか」と聞いたところ、国民党の公認候補で現職の蒋万安台北市長の支持率が46%、民進党公認候補、沈伯洋氏の42%を4ポイント上回った。一方、討論会でのパフォーマンスに対する評価では、沈氏がより高い評価を獲得した。
今回の討論会は大手テレビ局のTVBSと三立電視(SET)の共同主催で正午から午後2時まで行われた。TVBSの説明によると、同局の民意調査センターは調査員98人を動員し、討論会終了直後から調査を開始。午後6時までに台北市民から合計1747件の有効回答を得た。
討論会のパフォーマンス評価は沈氏に軍配
調査によると、回答者の59%が今回の台北市長選テレビ討論会を視聴または聴取したと答えた。うち47%が沈氏のパフォーマンスが良かったと回答、40%が蒋氏のパフォーマンスが良かったと答え、沈氏が7ポイント上回った。残りの13%は「意見なし」だった。
討論会のパフォーマンス評価と投票の支持率が異なる結果を示した。討論会を視聴、聴取した層では、沈氏のパフォーマンスを評価する声が多かった。一方で、討論会視聴の有無に関わらず回答者全体の投票意向を尋ねた結果では、蒋氏の支持率がより高かった。両設問は対象範囲と測定内容が異なるため、投票支持率をそのまま討論会の勝敗とみなすことはできない。
10月上旬より支持率が接近
TVBSの報道で今回の結果を10月上旬の調査と比較したところ、前回は蒋氏の支持率が49%、沈氏が41%で、8ポイントの差があった。今回は46%対42%となり、見かけ上の差は4ポイントに縮小した。蒋氏は依然として首位を維持しているが、両者の支持率の差は前回よりも縮まっている。
ただ、前回の調査は10月3日および5日から7日にかけて実施され、10月8日に発表されたもので、完全版の報告書には49%と41%という数字が「投票意欲のある台北市民」をベースに算出されたと明記されている。今回のニュース報道では同様のスクリーニング条件を採用したかどうかは言及されておらず、2つの調査結果を比較するための前提条件については、完全版の報告書を待って確認する必要がある。また、この2回の数字のみで、支持率の差の変化がすべて討論会によるものだと断定することもできない。
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