株式会社ADKホールディングスは13日、米国のマーケティング会社であるStagwell Inc.と、3年間にわたる戦略的業務提携に関する基本契約(Master Agreement)を締結したと発表した。両社のケイパビリティおよびグローバルネットワークを相互補完し、日本市場およびグローバル市場においてクライアントへの提供価値を最大化することを目的としている。
約1年間の協業を経て3年間の正式提携へ
ADKグループ基幹4社(ADKホールディングス、ADKマーケティング・ソリューションズ、ADKクリエイティブ・ワン、ADKエモーションズ)は日本市場で培ってきた総合広告会社としての信頼や実績と、Stagwellが保有する世界水準のテクノロジーを融合したマーケティングサービス実装力およびグローバルネットワークを掛け合わせる。
これにより、国内外におけるマーケティング課題の解決に向けた包括的な支援体制を本格稼働させる。
両社は2025年7月にグローバル規模の協業推進に関する基本合意書を締結して以降、約1年間にわたり様々な共同プロジェクトを通じて協業の実効性を検証してきた。
日本発IPのグローバル展開支援や日系ナショナルクライアントの海外進出支援などで成果を創出しており、今回の基本契約締結により、従来のプロジェクトベースの協力関係から3年間の安定的な戦略的協業体制へと正式に移行する。
日本発IPの海外展開とグローバルブランド支援を強化
今後の重点協業テーマとしては、「米国をはじめとするグローバル市場におけるIPビジネスの拡大」と「日本市場におけるグローバルブランド・多国籍ブランド支援体制の強化」の2点を設定した。
ADKのグローバルIPプロデュース力とStagwellのエンタメデータ・分析力および実装力を融合し、日本発IPの海外戦略立案から実行までを一気通貫で支援するほか、Stagwell傘下の専門企業群と連携して多国籍ブランドの日本市場参入・拡大に向けたソリューションを構築する。
あわせて、日本企業のグローバル展開支援やデータアセット・ツールの共同利用も継続し、リソースの相互アサインや人材交流を通じて実効性の高いアライアンスを推進する方針だ。
両社幹部が協業拡大への期待を表明
本提携にあたり、ADKマーケティング・ソリューションズの執行役員でグローバルマーケティングを担当する末松真人は、1年間の実績を踏まえパートナーシップをアップグレードできたことへの喜びを示した。
また、両社の強みを融合させることで日本発IPの北米展開や日本企業の海外進出を後押しし、グローバルブランドの日本市場での成功を包括的にサポートしていく姿勢を強調した。
また、Stagwell Asia-Pacificのマネージング・ディレクターを務めるRandy Duax氏も、1年間で実効性を証明してきた強固な基盤をもとに、両社が協働することで日本のブランドやIPの真のグローバル化と世界をリードするブランドの日本展開を強力に支援できる独自の能力を発揮し、今後はその規模を拡大していくと述べている。
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp (関連記事: ADKグループが次世代AI「Genspark」を大規模導入 全社横断の実証実験を開始 | 関連記事をもっと読む )
編集:小田菜々香












































