株式会社ADKホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:大山俊哉氏、以下「ADKグループ」)は、2025年4月に発表した生成AIによるペルソナ自動生成ツール「エモグラ」に、ゲームユーザーに関する大規模調査データを新たに連携したと発表した。

「エモグラ」は、ADKグループが実施する「ADK生活者総合調査」のデータと生成AIを掛け合わせ、生活者のライフスタイルや消費行動、メディア接触といった多角的な切り口からターゲット分析を行い、ペルソナ作成を高速化するツールとして開発された。今回のアップデートでは、同社独自の「ゲーム総合調査」のデータが追加され、RPG・アクション・育成・ストラテジーといったジャンル別や、シングルプレイ・マルチプレイ・ストーリーモード・協力対戦モードといったプレイスタイル別など、多様なゲームプレイヤーのセグメントごとのペルソナを生成できるようになった。
これにより、ゲーム業界におけるコミュニケーション戦略の立案や、ゲームアプリを活用したプロモーション施策のプランニングなど、さまざまな業務の効率化と高度化を実現することが可能となる。ADKグループは、部門横断型AIプロジェクト「AI CoE(Center of Excellence)」を通じて、クライアント企業と生活者双方にとっての体験価値を向上させる取り組みを加速していく方針だ。
編集:柄澤南 (関連記事: ADK MSとブレインパッド、「エージェント“リンリー”」共同開発 AI倫理チェックで制作現場の負担軽減 | 関連記事をもっと読む )
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