ハーバルブランド「クナイプ」を展開する株式会社クナイプジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:大脇明憲氏)は、肩や腰のケアに用いられる天然ハーブ「アルニカエキス」を配合しパワーアップした『グーテエアホールング バスソルト ジュニパー&アルニカの香り【医薬部外品】』を、9月16日(火)から全国で発売する。日本上陸40周年を記念した商品で、一部店舗ではすでに先行販売されている。

また全国発売を記念し、9月18日(木)から23日(火・祝)までの期間限定で、東京・大崎の老舗銭湯「金春湯」にて「ドイツのくすり湯」体験イベントを開催。ライフステージごとの身体的ダメージに焦点をあてた企画で、来場者は『グーテエアホールング バスソルト』が入った浴槽での入浴を体験できるほか、サンプル配布やボディケア商品の試用なども楽しめる。
医師が指摘する「ライフステージ複合型ダメージ」
イベントに協力するイシハラクリニック副院長の石原新菜医師は、近年の「夏の長期化」や空調による寒暖差、生活習慣の変化が肩こりや腰痛、疲労などの身体的不調を招いていると指摘。「学生のデジタル寝不足による肩こり、20~30代の重い荷物による腰痛など、世代ごとの特徴的な不調が顕在化している。現代人はかつてより体温が低く、免疫力や代謝の低下も見られる」と述べ、日常的な入浴の重要性を訴えた。

石原氏は「入浴は血流を促進し、疲労回復やリラックス、安眠に効果がある。さらにヒートショックプロテイン(HSP)の生成により免疫力や美肌効果も期待できる」と強調。特にバスソルトやハーブ入りの入浴剤が、保湿と血行促進に役立つと推奨した。
調査で明らかになった世代ごとの不調
クナイプが実施した調査(2025年8月、全国1000人対象)では、世代ごとのライフスタイルと身体ダメージが明らかになった。キャリア加速世代(23~39歳)の約16%が「1日9時間以上デジタルデバイスを使用」と回答し、学生世代でも4割以上が6時間以上利用している。シニア世代でも約5人に1人が長時間デジタル機器を使用しており、幅広い世代で疲労やコリが蓄積している実態が浮き彫りになった。
体験イベントの概要
金春湯で行われる体験イベントでは、脱衣所のロッカーに世代ごとの典型的なダメージ例を掲出。入浴前に自身の不調を認識してもらい、その後『グーテエアホールング バスソルト』入りの浴槽で心身を癒す仕組みとなっている。来場者全員に2袋入りのサンプルが配布され、1袋は自分用、もう1袋は大切な人への「お大事に」の気持ちを込めて渡せるよう工夫されている。
会場内には「クナイプ 泡ボディウォッシュ」や「クナイプビオ オイル」などのスキンケア商品も用意され、自由に試用が可能。秋冬の新商品もアメニティとして提供される。
クナイプの理念
19世紀末、ドイツのセバスチャン・クナイプ神父の自然療法思想を起源とする同ブランドは、130年以上にわたり植物や水の力を活かした製品を開発してきた。天然ミネラルを含む岩塩とハーブ精油を用いたバスソルトは、入浴による血行促進とともに肌をなめらかに整える。クナイプは「ライフステージ複合型ダメージ」を現代社会の課題と捉え、入浴習慣を通じた健康増進を提案している。
編集:柄澤南 (関連記事: 石川県、外国人宿泊者数が全国トップ増加率143% 金沢・加賀温泉が世界から注目 | 関連記事をもっと読む )
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp