武井壮、世界陸上の魅力を熱弁「人類の未来を感じさせてくれる」
東京2025世界陸上競技選手権大会の開幕を記念した体験型イベント「ASICS MOVE STREET」のオープニングイベントが、14日、東京・千代田区丸の内仲通りで開催された。会場にはタレントの武井壮さん(52)、元卓球日本代表の石川佳純さん(32)、フェンシング日本代表の江村美咲さん(26)が登壇し、世界陸上や競技の魅力を語った。

ASICS MOVE STREETオープニングイベントに石川佳純・江村美咲と登場
ASICSが主催する「ASICS MOVE STREET」は、「Feel Like an Athlete」をテーマに、来場者がアスリートの心と身体を体感できる仕掛けが用意された。会場は「静」「動」「解」の3エリアに分かれ、最新ユニフォーム展示や特設トラックでの短距離走体験など、多角的にスポーツの世界を楽しめる内容となった。

世界陸上の見どころを語る
冒頭のトークセッションで武井さんは、13日に開幕した世界陸上の注目選手として、男子200メートルのガウト・ガウト選手を挙げた。
「17歳にして人類史上最高レベルの走力を持つ選手。人類の未来を感じさせてくれる」と熱弁し、さらに「僕は地球がトラックなので…」とユーモアを交えて会場を笑わせた。その上で「どこを走っても楽しむことができるのが陸上の一番すばらしいところ」と強調した。

石川さんは「今日は朝から女子マラソンで小林香菜選手の活躍に感動しました。私自身もランニングをしているので、ハーフマラソンに挑戦したい」と笑顔を見せ、武井さんが「いつかはフルいきますって言い出すんじゃないかな」と応じると、会場は大きな笑いに包まれた。

江村さんは「同世代で交流のある北口榛花選手を応援しています。都心で短距離を体験できるのは貴重で、応援の気持ちが一層高まると思います」と語った。
丸の内でアスリート体験
イベントでは、ゲスト3人が丸の内仲通りに設置された約10メートルの特設トラックで短距離走を体験。石川さんは「思った以上にスタートの角度が難しい。普段のランニングとは全く違う感覚」と驚きを示し、江村さんも「選手が味わう緊張や集中力をリアルに感じることができた」と感想を述べた。
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展示エリアでは、最新ユニフォームの軽さに触れて「本当に軽い!」と驚きの声を上げる場面もあり、さらに、アスリートが試合前に抱く「焦り」や「凛」といった心境を紹介するパネル展示を通じ、観客と共にスポーツの内面に迫った。