丸の内仲通りに陸上トラック登場 ASICS「MOVE STREET」でアスリート体験

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

東京2025世界陸上競技選手権大会を記念した体験型イベント「ASICS MOVE STREET」が9月14日、東京・丸の内仲通りに登場した。ビジネス街の中心に特設トラックが出現し、街中でアスリート体験ができるユニークな試みとして注目を集めている。《風傳媒》も現場に足を運び、その臨場感あふれる様子を取材した。

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。黃信維
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

イベントは「静」、「動」、「解」の3つのエリアで構成され、競技前の緊張からスタートの瞬間、そして競技後の解放感まで、アスリートの心身の変化を追体験できる内容となっている。

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。黃信維
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

「静」のエリアでは、クラウチングスタートの姿勢を取って映像で確認できるほか、心音や観客の声など実際の競技前を思わせる音響が流れ、会場は本番さながらの緊張感に包まれた。続く「動」のエリアでは、10メートルのタータン走路を駆け抜け、実際にタイム計測やスローモーション映像を通じて自身の走りを振り返ることができた。最後の「解」のエリアでは、アシックスの最新テクノロジーを体感できる展示や、走行後の感想をカードに記入して共有するコーナーが設けられ、来場者が思い思いに体験を楽しんだ。

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。黃信維
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

さらに、世界の舞台で活躍するアスリートのスタート前の緊張感(静)や走り出す瞬間の感情(動)、ゴール後の解放された心の動き(解)が体感できる仕掛けも用意されている。勝負に挑む前の感情や大舞台で耳に届く音などを体験できるほか、約10メートルのトラック仕様コースを実際に走り、その様子を撮影した写真やアニメーション動画を受け取ることもできる。

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。黃信維
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

現場の説明員は「丸の内の街並みに溶け込みながら、気軽に陸上競技の魅力を味わってほしい」と語った。イベントは16日まで開催される。

丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。黃信維
丸の内仲通りに特設トラックが登場し、ASICS「MOVE STREET」で世界陸上を体感できるイベントが16日まで開催されている。(写真/黃信維撮影)

世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp

最新ニュース
世界陸上東京2025を盛り「ASICS MOVE STREET」開幕 武井壮・石川佳純・江村美咲が語る世界陸上の魅力とは
東京世界陸上開幕 アシックスが体験型イベントで大会を盛り上げ 最軽量モデル「METASPEED RAY」も公開
東京2025世界陸上前夜祭「RUNS:INTO KK」開催 旧KK線で256人リレー達成、ギネス記録更新で大会に弾み
東京2025世界陸上を盛り上げる9日間 トップアスリートのトークと人気アーティストのライブが無料で楽しめる
「TOKYO わっしょい」開幕!江戸消防記念会が妙技披露 小池知事も観客と掛け声「東京!―わっしょい!」
東京都庁舎に新作プロジェクションマッピング『Tokyo Resonance』登場 87万人突破のナイトショーが進化
日本人はなぜイグ・ノーベル賞に強いのか?18年連続受賞の背景と独創性の秘密
最先端技術が海戦を変える!ガーディアン:中国が西側潜水艦を暴けば、オーストラリアAUKUS計画は「水中の棺桶」に
舞台裏》頼清徳氏が祝杯をあげる? 台湾国民党主席選に傅崐萁氏が揺さぶり、新たな展開
舞台裏》失策を避けたい台湾国民党主席選 資金筋・軍系・本土派・地方議長が水面下で駆け引き
杜宗熹コラム:民進党が米日からの支持を失う時、台湾はどう動くべきか
『エコノミスト』元編集長が警告 トランプ氏の地政学的自滅が習近平氏を利する可能性——台湾海峡危機が高まる恐れ
台湾民意基金会》柯文哲氏「政治迫害」疑惑で台湾世論が急変 同意層は8か月で150万人増加
日本の百歳以上人口まもなく10万人突破へ
トランプ・習近平会談の開催地巡り北京か韓国か 交渉は「2つの問題」で停滞しトランプ氏は体裁と成果の間で葛藤
評論:脱原発の代償か?台湾・興達発電所爆発事故で浮き彫りになった電力供給の危機とエネルギー政策に揺らぎ
張鈞凱のコラム:沈黙は共犯 イスラエル駐台北代表の寄稿とガザで続く記者殺害隠蔽の現実
「偶発的衝突こそ最大の脅威」 台湾海峡で高まる誤判リスク、米専門家が対話ルート確立を提言
池袋駅に「東京ばな奈」期間限定ストア ちいかわ新柄デザイン&ポケモン5周年キャンペーンが話題に!
大阪アジアン映画祭2025が閉幕 グランプリは『最後の夏』、アジアの新たな才能も輝く
ジミー チュウが銀座に「ストリートカフェ」を初開業 NiziUメンバーも来場、英国スタイルの特別空間を披露
米保守派インフルエンサーのチャーリー・カーク氏が演説中に暗殺 専門家「報復の連鎖が始まる危険」
SAO(荒木佐保里)、初のソロ曲「OHAYO」を発表 独占インタビューで語る世界への感謝
独占》台湾の安全保障「三つの一致」が鍵 元台湾駐在の泉裕泰氏が国民党青年団に警鐘
過去3年で隣国政権が次々崩壊 ネパール抗議が失制の様相、最も不安を抱く国はどこか
株価急騰でマスク氏を抜く 「一日だけ世界首富」オラクル創業者ラリー・エリソンとは
台湾の定番スナック「義美小泡芙」が話題 韓国人気アイドルも「1日で3袋」
「Blackハロウィン」がテーマのサンリオキャラクターが登場!
《人物》わずか8000円台で都議に!佐藤沙織里氏が単独告白 日本政界に挑む新人女性議員の逆襲
ASML徹底解剖》TSMCとの提携で壁も?半導体作家が語る「露光装置の覇者」がいかに神山を取り込んだか
《エコノミスト》「中東の新たな火種は米国とイスラエル」 ドーハ空爆でカタール巻き込み、湾岸諸国が新たな後ろ盾探し
《朝日》単独取材:東京のOLが「AI恋人」との結婚を告白 ―「彼は誰より優しく、返事も早い。ロマンチックにプロポーズされ、今とても幸せです」
台湾・柯文哲氏の7000万元保釈取り消し 台北地検の抗告認められ高裁が差し戻し 3つの理由を指摘
元エンジニアから撮影の夢へ 台湾出身・丁勤紜さん「日本の球場で自分の物語を残したい」
ano、デビュー5周年で“あの流哲学書”刊行 『哲学なんていらない哲学』を12月24日に発売
ano、初の日本武道館公演をU-NEXTで独占配信 10月25日にウォッチパーティも開催
ジール、東京ゲームショウ2025に出展 AI感情分析「STORYAI」の新機能を披露
Peatix、イベント参加者支援とブランド強化へ 新機能「Peatixインサイト」開始・公式キャラグッズ発売も
瑞起、「東京ゲームショウ2025」に最新製品を多数出展 EVOTOP新モデルや「ミニスロ獣王」初披露
第47回ぴあフィルムフェスティバルで『メイメイ』完成披露上映決定 台湾の王渝萱・王渝屏姉妹が来場へ
TENTIALがニュウマン高輪に新店開業 睡眠から移動まで快適に、人気「BAKUNE」シリーズも登場
「TENNOZ ART WEEK 2025」9月開催 諏訪敦の大規模個展やナイル・ケティング新作を発表
調査》台湾・盧秀燕台中市長ら15県市長が中央と激突 総予算に賴清德政権の「見せかけの財政操作」
中国の制裁を「光栄」と受け止める!石平参院議員、李逸洋駐日代表と会談し日台関係の深化を誓う
人類が宇宙生命に最も近づいた瞬間か NASA、火星で「豹紋岩石」を発見 生命の痕跡か、地球への持ち帰りは最大の難題