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民進党青年局、河野太郎氏ら自民党訪台団と会談 発足後初の国際交流 日台の「次世代」連携強化へ 民進党青年局が発足後初の国際交流で自民党・河野太郎氏らと会談し、日台の「次世代」による連携強化と友好深化で一致しました。(写真/陳冠廷氏提供)
与党・民進党青年局は26日、組織再編後初となる対外的な国際交流を行い、徐國勇秘書長、陳冠廷青年局長、黄捷副局長らが、日本の自民党から訪台中の河野太郎衆院議員率いる議員団と会談した。
民進党青年局が発足後初の国際交流で自民党・河野太郎氏らと会談し、日台の「次世代」による連携強化と友好深化で一致しました。(写真/陳冠廷氏提供) 一行には河野氏に加え、田中和徳衆院議員、井上信治衆院議員、牧島かれん衆院議員、藤川政人参院議員ら有力議員が名を連ね、日台関係の深化や若者の政治参画について意見を交わした。
今回の会談は、民進党青年局にとって初の会員大会を経て行われた、記念すべき初の公式国際活動となる。陳冠廷局長は冒頭、同局の指針について「自民党青年局の知見をモデルとし、若者世代が組織的に政党外交へ参画できる体制を目指す」と説明。「とりわけ台湾と深厚な絆を持つ日本との間で、長期的かつ強固な関係を構築したい」と意欲を示した。
会談では、河野氏と牧島氏が「次世代の期待に応えることこそ、政党が尽力すべき重要課題」との認識で一致した。河野氏は、自身の長男が今年、大学のゼミ活動で訪台したエピソードを紹介。「夜市での文化体験のみならず、TSMC(台湾積体電路製造)の視察も行ったと聞いている。台湾の技術力と社会の熱気に深い感銘を受けたようだ」と述べ、民間レベルでの世代間交流の深まりを歓迎した。
また、牧島氏は自民党青年局が長年にわたり台湾重視の姿勢を貫いてきたことに言及し、日台関係を「肝胆相照らす(互いに心の底まで打ち明けて親しく交わる)」間柄であると表現。揺るぎない信頼関係を強調した。
陳冠廷氏は、東京大学在学中に自ら日本の参議院議員事務所の門を叩き、インターンとして勤務した経験を回顧。「公共事務の現場に身を置き、政治の社会的影響力を肌で感じたかった」と述懐した上で、日台双方において若者と政治の「乖離(かいり)」が進んでいる現状を指摘。「分断や対立ではなく、いかに対話と相互理解の場を創出できるか。これこそが我々青年世代に課された責務だ」と訴えた。
民進党青年局副局長を務める黄捷氏は、訪台団を歓迎し、「日台は深い歴史的絆と民主的価値を共有している」と強調。「青年局として、この貴重な友好関係を次世代へと継承し、地域の平和と繁栄に向けた連携を強化していきたい」と語った。
双方は、今後さらに多くの若手人材が日台交流の担い手となり、相互理解に基づく両国の友好関係を着実に前進させていくことで合意した。
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