てんや、12月26日からグランドメニューを大幅改定 海鮮かき揚げ天丼が改良復活

天丼・天ぷら専門店「てんや」は、藪そば・うどんのつゆ刷新や「海鮮かき揚げ天丼」の改良復活などを柱とするグランドメニュー改定を、12月26日から全国の店舗で実施する。(写真/天丼・天ぷら専門店「てんや」提供)
天丼・天ぷら専門店「てんや」は、藪そば・うどんのつゆ刷新や「海鮮かき揚げ天丼」の改良復活などを柱とするグランドメニュー改定を、12月26日から全国の店舗で実施する。(写真/天丼・天ぷら専門店「てんや」提供)

ロイヤルホールディングス株式会社は、同社が展開する天丼・天ぷら専門店「てんや」において、2025年12月26日よりグランドメニューの改定を実施すると発表した。今回の改定では、麺メニューの要である「藪そば・うどんのつゆ」を刷新するほか、復活を望む声が多かった「海鮮かき揚げ天丼」を改良の上で再投入するなど、主力商品の強化を図る。

今回リニューアルされる「藪そば・うどんのつゆ」は、出汁の風味とかえしのバランスを徹底的に見直し、揚げたての天ぷらの旨味をより引き立てる味わいに進化させた。冷たいそばつゆは、藪そばに合うよう香りとキレを重視し、鯖と煮干しの風味を強化。冷たいうどんつゆは、鯖と鰹節のだしを生かしたマイルドな味わいに仕上げた。温かいそばつゆはだし感と醤油の調和を重視し、温かいうどんつゆは抽出方法を変更することで、よりすっきりとした後味としている。

また、多くの要望が寄せられていた「海鮮かき揚げ天丼」が、改良を重ねたうえで定番商品として復活する。むきえび、イタヤ貝、いか、三つ葉を使用したかき揚げは、衣のサクッとした食感と海鮮の旨味が特徴だ。さらに、これまで持ち帰り限定だった「鶏と舞茸の天丼」が、店内メニューとしてグランドメニューに加わる。

定番商品の刷新も行われる。「天丼」は商品名を「てんやの天丼」に改め、白身魚の「きす」を従来の半身から1尾の開きに変更。海老、いか、かぼちゃ、いんげんとの組み合わせはそのままに、より素材感を楽しめる一杯へと進化させた。「オールスター天丼」や「野菜天丼」についても改良を施し、商品価値の向上を図る。

グランドメニュー改定は国内の「てんや」店舗で実施されるが、空港内店舗および一部サービスエリア店舗では販売内容が異なる。あわせて一部商品の価格改定も行われる。詳細は各店舗および公式ホームページで案内されるとしている。

「てんや」は新たなブランドコンセプトとして「天丼・天ぷらを食べる喜びでより幅広いお客様の心を豊かに」を掲げ、今後も商品品質、サービス、店舗空間の向上を通じて、日常に寄り添うブランドを目指すとしている。

編集:小田菜々香

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