トップ ニュース 高市首相、都内で報道写真展を訪問 就任2カ月を振り返り「不安を安心と希望に変えていきたい」
高市首相、都内で報道写真展を訪問 就任2カ月を振り返り「不安を安心と希望に変えていきたい」 高市首相は12月22日、都内で開催中の報道写真展を訪問し、就任2カ月を振り返りながら「不安を安心と希望に変えていけるよう政策を打っていきたい」と述べた。（写真/首相官邸提供）
12月22日、高市早苗首相は、東京都内で開催されている第66回「2025年報道写真展」を訪問し、今年1年間を報道写真で振り返った。
高市首相は12月22日、都内で開催中の報道写真展を訪問し、就任2カ月を振り返りながら「不安を安心と希望に変えていけるよう政策を打っていきたい」と述べた。（写真/首相官邸提供） 会場では、高市首相自身が10月に自民党総裁に選出され、初めて総裁の椅子に座った際の写真を鑑賞し、同写真に「崇高雄渾」とサインをした。また、アメリカ軍横須賀基地でトランプ大統領とともに撮影された写真や、ウクライナ侵攻に関連する写真なども見て回った。
ウクライナで戦死した兵士のひつぎを抱きしめる女性を写した写真を前に、高市首相は「なんとか一日も早く紛争が停止され、平和が戻りますようにと祈るような思いでございました」と語った。
展示を巡りながら、高市首相は自身の写真について「これ結構、小じわとかそのまま。ちょっと大きいですよね」と述べる場面もあった。
首相就任から2カ月を迎えた心境については、「やっと昨日で就任2カ月。未来の日本への不安、これを安心と希望に変えていけるように、政策を打っていきたい」と述べた。
また、今週中に決定される予定の来年度予算案の編成についても触れ、「不安を安心と希望に変えていけるように政策を打ちたい」と決意を示した。
報道写真展は、国内外の出来事を報道の現場から切り取った写真を通じて、1年を振り返る内容となっており、高市首相は展示を通じて、国内外の情勢に思いを巡らせていた。
日本橋三越本店では、2025年を多彩な報道写真で振り返る「第66回 2025年 報道写真展」を12月10日から22日まで、本館7階催物会場で開催する。東京写真記者協会に加盟する新聞・通信社、放送局（NHK）など33社の写真記者が撮影した約300点を展示し、政治、経済、社会、スポーツ、芸能まで幅広い分野の決定的瞬間を紹介する。
会場では、大谷翔平選手ら日本人選手が活躍したMLB東京シリーズや東京2025世界陸上、大阪・関西万博のにぎわいのほか、能登半島地震から復興に向かう人々の姿、終戦80年や阪神淡路大震災30年、御巣鷹山事故40年といった歴史の節目を捉えた写真も並び、歓喜と祈り、日常と歴史が交差した2025年の記録を体感できる展示となっている。
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