PR会社のオズマピーアール(東京都千代田区、代表取締役社長:中尾敏弘)が、夏から秋にかけて国内外で存在感を示している。国際広告賞での受賞、学生研究の支援、本社オフィスの刷新、さらにアジア太平洋地域のPRアワードでの高評価など、多方面での取り組みを展開してきた。

9月には、博報堂と共同で手掛けた金龍ラーメン「Tale of the Dragon’s Tail」が、韓国・釜山で開催された「MAD STARS 2025」でクリスタルを受賞した。大阪・道頓堀の看板をめぐるトラブルを、関係各所とのコラボレーションでユーモラスな物語へと昇華させ、大きな話題を呼んだ。
8月には、NPO法人日本科学振興協会(JAAS)が主催する「学生アイデアファクトリー2025」をゴールドスポンサーとして支援。自主研究に挑む学生の発想を後押しし、教育メディアとの連携を通じて広報活動も担った。
7月には、本社オフィスを全面リノベーションした。ブランドカラーのブルーを基調としたエントランスやラウンジスペースを設け、部署や役職を超えて交流が生まれやすい空間に刷新した。パーパスとして掲げる「新しい『問い』を立て、新しい『あたりまえ』を創る。」を、働く環境から体現している。
さらに6月には、「PR Awards Asia-Pacific 2025」で4作品がショートリストに入り、そのうち「金龍のしっぽ」プロジェクトが2部門でゴールドを受賞した。社会的な出来事をブランド価値の向上へと結びつけるアプローチが、国内外で高く評価されている。
国際的な広告賞での成果から次世代支援、働く環境づくりまで。オズマピーアールはこの夏、多彩な活動を通じて企業と社会をつなぐ姿勢を鮮明にした。
編集:梅木奈実 (関連記事: 日本の百歳以上人口まもなく10万人突破へ | 関連記事をもっと読む )
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