台湾半導体大手、次世代技術で連携
台湾積体電路製造(TSMC)や日月光投資控股(ASE)など台湾の半導体大手が、SEMIシリコンフォトニクス産業連盟を結成する。AIの急速な発展に伴う高速データ伝送需要に対応するため、シリコンフォトニクス技術の完全なエコシステム構築と技術標準の確立を目指す。
パネル大手AUOも参画、技術共有に期待
台湾のパネル大手、友達光電(AUO)も連盟への参加を表明。AUOは「技術トレンドと市場動向の共有により、技術成果の実用化を加速させたい」としている。
台湾ハイテク産業の競争力強化へ
AUOによると、台湾は半導体と電子産業で世界的な競争力を持つ。光電技術と組み合わせてシリコンフォトニクス技術を推進することで、台湾のテクノロジー分野における地位をさらに強化できるという。
AUO、事業転換戦略を推進
AUOは「二軸転換戦略」を推進中。ディスプレイ技術の革新と研究開発に注力し、「Mobility Solution」「Vertical Solution」「Display」の3本柱で事業構造を最適化。パネル産業の景気循環の影響を軽減する狙いだ。
編集/高畷祐子
(関連記事: 熊本県知事、TSMCに第3工場誘致へ意欲 台湾訪問で半導体産業強化を目指す | 関連記事をもっと読む )台湾ニュースをもっと深く:風傳媒日本版Xをフォロー👉@stormmedia_jp