世界の腐敗認識指数が公表 著名国が順位急落「台湾を下回る」 司法の独立性に疑念

2026-02-11 06:10
過去最高を記録!2025年「腐敗認識指数」で台湾は順位を1つ上げ24位に。(資料写真/洪煜勛氏撮影)
過去最高を記録!2025年「腐敗認識指数」で台湾は順位を1つ上げ24位に。(資料写真/洪煜勛氏撮影)

国際的な非政府組織(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)」は2025年度の「腐敗認識指数(CPI)」を発表した。世界中が注目するこの格付けにおいて、台湾から吉報が届いた。台湾は182の国と地域の中で総スコア68点を獲得し、24位へと順位を上げたのである。これは台湾にとって過去最高のスコアおよび順位であり、国際的な清廉度評価における重要なマイルストーンとなった。さらに、初めて米国と韓国を同時に上回り、世界の「清廉な国」の上位グループにおける地位を確固たるものにした。

報告書によると、世界情勢が不安定化し、多くの伝統的な民主主義国家が統治の危機に直面している中で、台湾のガバナンスにおける清廉性は逆行して向上しており、世界の86%の国々を上回る結果となった。これは、政府による汚職撲滅や公共部門の透明性向上への長年の取り組みが、国際社会から実質的に高く評価されたことを示している。

なぜ台湾は逆境を突破できたのか? 清廉なガバナンスが「国家競争力」の中核に

2025年版CPI報告書の分析によると、台湾の今年の順位は昨年から1ランク上昇し、スコアは68点に達した。この好成績について、法務部長・鄭銘謙氏は取材に対し、台湾が近年、機関の清廉潔白な文化を「内面化」することに注力してきたと強調した。これは単なるスローガンではなく、清廉性を国家競争力の中核要素と見なしていることの表れであるという。

また、行政院長・卓栄泰氏も、清廉なガバナンスこそが民主主義を深化させる礎であると公に指摘している。卓氏は、台湾が現在、国際社会において「自由、民主、法治、開放、清廉」というイメージで独自のブランドを確立しつつあると述べた。今回の順位上昇は、国際社会の責任あるメンバーとしての台湾のコミットメントを示すものであり、汚職防止における「台湾モデル」の有効性を証明したものである。

かつての優等生に何が? 米韓の順位「雪崩式」下落の主因を解明

台湾の目覚ましい成果とは対照的に、長年民主主義の盟友と見なされてきた米国と韓国は、今年の評価において共に手痛い失敗を喫した。この事実は、今年のTI報告書において、メディアや学者から最も注目される焦点の一つとなっている。 (関連記事: 「日本有事が台湾有事を招く」高市氏圧勝に台湾野党が冷ややかな警告 逆転した「有事の構図」と募る警戒感 関連記事をもっと読む

米国に関しては、今年のCPI指数が64点へと急落し、順位も世界29位に後退、正式に台湾に追い抜かれる形となった。報告書は、2012年に現行の評価基準が採用されて以来、米国の「清廉度」は過去最低水準に落ち込んだと指摘している。TIの分析は、以下の3つの致命的な欠陥を挙げている。第一に、国内メディアや非政府組織(NGO)の活動に対する制限の増加。第二に、司法の独立性がかつてない挑戦と損害を受けていること。そして第三に、「利益誘導型政治」が常態化しつつある点だ。特にトランプ政権の復権という雰囲気の中で、これらの構造的な問題はさらに悪化していると見られ、スコアの底打ちに直結した。

最新ニュース
【2026 WBC】公式ストアが渋谷・スカイツリーに期間限定オープン!大谷翔平・山本由伸ら「侍ジャパン」グッズ500種以上を展開
トランプ政権、TSMCへの「半導体関税」免除に条件か 生産能力の4割米国移転も?施俊吉氏が指摘する「割当枠」の衝撃
【2026 WBC】WBC × Netflixの限定コラボグッズ登場!2月12日から公式発売、渋谷・スカイツリーにストアも
台湾海峡を読む》1800万人が「中国と断絶」? 民進党政権10年の岐路、北京と正面衝突の恐れ
大型インタビュー》AI投資はバブル化するのか? ノーベル経済学賞受賞者が否定「2000年のITバブルとは違う」
【李忠謙コラム】AIとインフルエンサーが介入する報道の未来とは――米誌が予測する2050年のジャーナリズムとメディアリテラシーの必要性
【日本衆院選】自民圧勝の裏に「米国の意志」あり? 台湾の元国会議員が指摘する国民党への逆風を警告
三井ガーデンホテル岡山、2026年8月9日リニューアル開業 本日より予約受付開始
小野田紀美氏の会見写真、台湾でのミーム化が日本で大ウケ 「逆輸入」現象がXで話題
【台湾】頼清徳総統肝いりの「台湾の盾」、実務指揮は「高山マラソン走る」陸軍改革派将官 AI統合防空網へ専門組織発足
【日本衆院選】高市早苗氏が歴史的大勝、316 議席獲得 台湾の元高官が分析する「成功の 3 要素」と頼政権への示唆
【スタジオツアー東京】映画『ハリー・ポッターと賢者の石』25周年を祝う特別企画「ホグワーツからの招待状」が3月18日より開催決定
「高市旋風」が揺さぶる日本政局、利上げと円高への転換はいつか 専門家が指摘する3つの鍵
「日本有事が台湾有事を招く」高市氏圧勝に台湾野党が冷ややかな警告 逆転した「有事の構図」と募る警戒感
【分析】当選10回の親中派重鎮・岡田氏も落選 台湾の識者が指摘「高市氏の大勝が親中派政治家に突きつける試練」
【台湾】米、野党の国防予算停滞に「異例の警告」 日米は南西諸島で史上最大規模の共同訓練「アイアン・フィスト26」へ
【早大研究員の視点】中国、エリート大学生がなぜ「ネズミ人間」に?高等教育の膨張が招いた「高学歴失業」という不都合な真実
【季凡氏の視点】次期FRB議長にウォーシュ氏が浮上 世界景気にとって「追い風」となるか
中国、軍工重鎮3人を一斉解任 張又俠氏に続く「大粛清」か、習政権の強軍目標に暗雲
【米台交渉】トランプ氏の「半導体4割移転」要求に鄭副院長が断言「不可能だ」 関税交渉の舞台裏を公開
張又侠氏はなぜ失脚したのか?習近平氏との権力闘争の背景に「側近排除」と「核機密漏洩」の疑い
【メディアテック決算説明会➂】エヌビディア、デンソーと深まる蜜月 AIスーパーチップ「GB10」が2026年の収益を牽引へ
【メディアテック決算説明会②】蔡CEO「2026年は艱難な年に」メモリ高騰の逆風下、ASP向上でフラッグシップの利益死守へ
【メディアテック決算説明会①】2026年AI売上高10億ドルへ 「脱スマホ」で狙うクラウドASIC世界シェア15%の勝算
ロイヤルホスト、春の北海道フェアを18日より開催 「時鮭・いくら・蟹」を贅沢に味わう御膳が登場
Vaundy自身最大規模のドームツアー東京公演がU-NEXTで独占ライブ配信決定 冒頭2曲はSNSで無料公開
【香港】ジミー・ライ氏に禁錮20年の判決、健康上の減刑は拒絶 人権団体「実質的な死刑宣告」と非難
PUNPEE、3年ぶり単独公演「Seasons Greetings '26」をU-NEXTで独占配信 STUTSら豪華ゲストとの共演も
「bills」がお台場など3店舗でペットの店内同伴を全面解禁 夏冬も快適、愛犬・愛猫と過ごす新たなダイニングスタイル
FCCJなど世界の報道団体、フィリピン大統領に公開書簡 拘束記者の即時釈放と「テロリスト視」停止を強く要求
商船三井クルーズ、2027年「南洋の楽園クルーズ」発表 タヒチ・ボラボラ島など13寄港地を47日間で網羅
東京マラソン2026、給食に「東京ばな奈」や「カントリーマアム」が登場!新企画「おもてなしエイド」詳細発表
「高市氏は令和の信長だ」台湾の著名歴史講師・呂捷氏が指摘、改憲シナリオは「核弾級」の衝撃
【入場無料】「転生したらスライムだった件」特別展、池袋で2月21日から開催 劇場版公開に合わせリムルと撮れるARも
半導体最強の台湾が直面する「AIの壁」 GPUはあるがデータがない?主権AIを阻む「繁体字」のジレンマ
子供の教育費は「塾」より「親のMBA」へ?2026年の生存戦略、親の「背中」が学力を伸ばす科学的理由
自民「勝ちすぎ」で異例の事態、比例名簿枯渇で14議席を「流失」 316議席の歴史的圧勝
「100年後、そのアートは動くのか?」西麻布で問うメディアアートの「寿命」と「延命」、畠中実氏がキュレーション
習近平氏が「台湾」強調も、米国の政策転換はあり得ない?識者が語る「台湾放棄=米国の『自殺行為』」説
【台湾外交】林佳龍外相より頻繁に各国を「極秘訪問」の実績 ラファイエット事件の闇を知る「真のキーマン」の正体
自民、戦後初の「単独3分の2」掌握 310議席超えの歴史的圧勝、トランプ氏「サナエは賢明」
六本木の上空250mに「地下鉄駅」が出現?森美術館「クロッシング2025」が映し出す、日常と非日常の交差点
天丼てんや、16日から「上天丼弁当」が600円に!160円お得な「てんやWeek!!」、海老天無料券も配布
台湾初の国産潜水艦「海鯤」、水中デコイ発射に成功 潜航試験の全容を初公開
日経平均、歴史的な3000円超暴騰 「高市トレード」解禁で海外マネー殺到、5万7000円突破の衝撃
台湾・頼清徳総統、高市首相の衆院選勝利に祝意 「指導力とビジョンへの信頼」強調、日台連携深化に期待
高市氏圧勝に台湾「運命共同体の新段階」 海上封鎖を「存立危機事態」へ?民進党議員が提言
「人間立ち入り禁止」のSNSで、AIたちが「新興宗教」を始めた マスク氏も驚愕する、人類滅亡の議論
ビットコイン、5万ドル割れの危機?「トランプ相場」崩壊か 資金流出が止まらないETF、専門家「ただのリスク資産に戻った」
「外交の虚構」と「安保の現実」の絶望的な乖離 神保謙氏が2025年末に鳴らした警鐘と高市発言の深層