クラフトビール大手のヤッホーブルーイングは、ビールだけを飲み進めるとバランスを崩して倒れる独自設計の「ふらつくビアグラス by よなよなエール」の一般販売を、9月18日から公式通販サイト「よなよなの里」で開始する。
8月5日の発表以降、先行予約の受注数は100個を突破しており、同日から予約注文分の発送も順次開始する。価格は1万3,750円(税込、送料別)。
「ふらつくビアグラス」とは ビールと水を交互に飲む「ゼブラ飲み」に着目
同製品は、アルコール飲料とノンアルコール飲料を交互に飲む欧米発の飲酒スタイル「ゼブラ飲み」に着目して開発された。
左右対称のU字型構造を採用しており、ビールだけを飲み進めると重量バランスが偏って自立できなくなるため、反対側に注いだ同程度の水も飲まなければならない仕組みとなっている。
飲酒と並行して水分補給を促すことで、脱水の進行を抑え、急激な血中アルコール濃度の上昇や過度な飲酒を抑えやすくする狙いがある。
YONA YONA BEER WORKS、9月21日から4店舗で提供
一般販売に合わせ、飲食店などでの展開も強化する。
すでに先行導入している公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」に加え、9月21日からは神田店、吉祥寺店、恵比寿東口店の3店舗でも提供を開始し、都内計4店舗に拡大する。
各店では「ふらつくビアグラス&よなよなエール(350ml缶)セット」を880円(税込)で提供する。
さらに、北海道から九州までの全国約30店舗のビアバーやビアレストラン、中部国際空港のJAL国際線サクララウンジでも導入が進んでいる。サクララウンジでの提供は9月30日までの期間限定となる。
飲食店への無償提供、当初50店舗から最大100店舗へ拡大
全国の飲食店を対象に、「ふらつくビアグラス」2個を無償提供する企画も実施している。
応募数が当初予定していた50店舗を突破したことから、提供規模を最大100店舗へ拡大することを決めた。応募は9月30日まで受け付ける。
75%が「飲酒時に十分な水分とれていない」 636人を調査
同社が5月、飲酒習慣のある男女636人を対象に実施した調査では、75.6%がアルコールによって脱水傾向になりやすいことを認知していた。
節度ある飲酒のために水を飲むことを意識している人がいる一方、実際の飲酒場面では75.0%が「十分な水分がとれていない」と回答した。
水分補給が十分に進まない背景としては、「飲む意識自体がなくなる」「追加で用意するのが面倒」「周囲に気兼ねする」といった心理的な障壁も浮かび上がった。
7回の試作経て完成 ビールと水を各約270ml
ヤッホーブルーイングは製品開発にあたり、7回の試作を重ねた。
飲む際に反対側から液体がこぼれるのを防ぐため、中央にくびれを設け、口を外側に開く形状を採用。底面についても、自立しやすさを考慮した構造とした。
また、ビールを飲む際に鼻までグラスの中に入ることで香りを楽しめるよう工夫している。ビールと水は、それぞれ約270ミリリットルずつ注ぐことができる。
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編集:梅木奈実













































