大型の台風25号(ドゥージェン)は南鳥島近海を北上している。台湾の気象専門家、呉徳栄氏は17日朝、最新の気象データに基づき、台風は20日ごろから日本の南海上で大きく進路を変え、北から北東方向へ進むとの見方を示した。欧州中期予報センター(ECMWF)のアンサンブル予報では、平均的な進路は日本列島にかからない予測となっていた一方、個々の予測にはばらつきがあり、進路には依然として不確実性が残るとしている。
一方、日本側の17日午後の最新情報では、台風25号は18~19日に小笠原諸島へ接近し、その後、21日ごろには伊豆諸島から関東付近へ近づくおそれがある。
台湾では、微弱な北東風や北風の影響で大気中の水蒸気量が減り、各地では日中の気温がやや上昇して暑く感じられる一方、朝晩はやや涼しい比較的安定した天気が続く見通しとなっている。
台風25号は日本に接近するのか 進路予測にはなお不確実性
台湾・中央大学大気科学系の兼任副教授である呉氏は、気象応用推進財団のコラム「洩天機教室」で、台湾の中央気象署の資料や、欧州中期予報センター(ECMWF)の最新アンサンブル予報による台風の進路予測について解説した。
呉氏によると、17日朝時点の予測では、台風25号は20日以降、日本の南海上で大きく進路を変え、まず北へ進んだ後、北東方向へ向かうとみられていた。
欧州アンサンブル予報の平均的な進路では、台風の中心は日本列島にかからず、日本への影響は小さくなるとの分析が示されていた。ただ、個々の予測進路には依然としてばらつきがあり、進路には不確実性が残っているとして、呉氏は今後の動向を引き続き注視する必要があると指摘した。
その後、日本側で17日午後に公表された最新情報では、台風25号は18~19日に小笠原諸島へ接近し、大雨や強風、高波など荒れた天気となるおそれがある。その後は北上し、21日ごろには伊豆諸島から関東付近へ近づく可能性が示されている。

台湾の向こう1週間の天気 きょう・あすは水蒸気量が減り晴れ間広がる
北東風に伴う湿った空気の減少や風向きの変化により、台湾では向こう1週間、日中はやや暑く、朝晩はやや涼しい天気が続く見通しだ。雨は主に山地や風上側の一部に限られるとみられている。
木~金曜日(17~18日):湿った空気が減少、山地では午後に局地的な雨
北海岸や北部山地などの風上側では雲が広がる時間があるものの、晴れ間も出る見込み。北海岸や北部山地では、所により弱い雨がぱらつく可能性がある。
その他の地域では晴れ時々曇りとなり、山地では午後に局地的な雨が降る見通し。日中の最高気温はやや上昇し、朝晩はやや涼しくなる。
土~日曜日(19~20日):北風に変わり、日中はやや暑く朝晩は涼しい
風向きは北寄りに変わり、北部では曇り時々晴れとなる。山地では所により弱い雨が降る可能性がある。 (関連記事: 台風25号(ドゥージェン)発生へ 日本南海上で大きく進路転換か、台湾の中秋節連休は厳しい残暑 | 関連記事をもっと読む )
その他の地域では晴れ時々曇りとなり、山地では午後に局地的な雨が降る見込み。日中はやや暑く、朝晩はやや涼しい天気となる。
















































