台湾で朝晩に外出すると、秋の訪れを感じるようになってきた。北東の季節風の影響で、風上にあたる台湾北部や東部では湿った空気が流れ込み、気温も大きく低下している。北部では、ここ数日続いていた35度を超える厳しい暑さが和らいだ。
一方、15日朝の平地の最低気温は22~24度まで下がり、新北市石碇区で23.1度、台中市后里区で23.5度、屏東県春日郷で23.0度、台東県金峰郷では22.1度を記録した。
台湾北部では日中の気温も明らかに下がって涼しくなる一方、中南部では昼夜の気温差が10度前後まで広がっている。
台風25号(ドゥージェン)発生へ 最新予測では台湾への直接的な影響なし
北東の季節風の南下に加え、西北太平洋では熱帯擾乱の活動も活発になっている。
中央気象署の観測によると、グアムの東の海上にある熱帯低気圧TD28は、中心気圧1002ヘクトパスカル。15日午前2時時点で中心はグアムの東約620キロにあり、時速10~13キロで北北西から北へ進路を変えながら移動している。
中央気象署の最新の進路予想によると、この熱帯低気圧は16日に台風25号(ドゥージェン(中国の「つつじ」の意味))へ発達し、20日前後に日本の南海上へ達する見通しだ。
欧州中期予報センター(ECMWF)の最新のアンサンブル予報では、平均的な進路は日本の南海上で大きく向きを変え、日本方面へ進む可能性が示されている。
日本本土への影響が中心となる可能性がある一方、個々の予測にはなお大きなばらつきがあり、進路の不確実性は高い。北上に転じる位置や今後の進路について、引き続き注意が必要となる。
台湾の民間気象情報サイト「WeatherRisk」は、この熱帯システムについて、高気圧の縁に沿って進み、週末に琉球諸島の東の海上へ接近した後、北へ向きを変えて日本方面へ進むと予想され、台湾への直接的な影響はないと分析している。
週末は台風周辺の北寄りの風に伴う下降気流の影響を受け、台湾各地ではむしろ晴れて安定した天気になる見込みだ。
台湾北部は最高気温30度未満に 北部・東部は雨、海上では強風に注意
最新の欧州モデルによると、15日の気温は北部で23~29度、東部で22~32度、中部で24~34度、南部で23~35度となる見込みだ。
台湾北部では日中の最高気温が30度を下回り、比較的過ごしやすく、やや涼しく感じられる。
中南部では日中は引き続き暑さが残るものの、夜間は放射冷却によって気温が下がり、各地の最低気温は24~26度前後となる見込み。一部の開けた地域では、さらに気温が下がる可能性がある。
中南部でも朝晩は日中との気温差が大きくなるため、外出時には薄手の上着を用意するなど、重ね着で調節するとよさそうだ。 (関連記事: 台風25号(ドゥージェン)発生へ 日本南海上で大きく進路転換か、台湾の中秋節連休は厳しい残暑 | 関連記事をもっと読む )
天気は15日から16日にかけて、風上となる北東部や桃園以北、恒春半島、馬祖で所により一時雨となり、東部や南東部でも所々で雨が降る見込み。その他の地域は晴れまたは曇りとなる。

















































