名古屋エリアがAI分野で国際賞 StartupBlink「Rising AI Ecosystem Star 2025」受賞

Central Japan Startup Ecosystem Consortiumは、名古屋エリアが2025年の「Rising AI Ecosystem Star in East Asia」を受賞したと発表した。(写真/日本貿易振興機構(JETRO)名古屋貿易情提供)
Central Japan Startup Ecosystem Consortiumは、名古屋エリアが2025年の「Rising AI Ecosystem Star in East Asia」を受賞したと発表した。(写真/日本貿易振興機構(JETRO)名古屋貿易情提供)

Central Japan Startup Ecosystem Consortium(以下、当コンソーシアム)は、中部圏の持続的な成長のため、一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市、浜松市、岐阜県、三重県、静岡県等と連携し組成され、令和7年に内閣府より第2期スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市(広域都市圏型)に選定されている。

この度、スタートアップ市場調査機関StartupBlink ※1 が主催する「Startup Blink Startup Ecosystem Awards」において、名古屋エリアが「Rising AI Ecosystem Star in East Asia for 2025」を受賞し、同エリアのエコシステムを支援する「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」※2 に授与された。

本賞は、中国の都市を除く東アジア地域において、人工知能(AI)分野での初登場として最も高い評価を得た地域をたたえるものである。表彰に際しStartupBlinkは「名古屋エリアがAI分野のイノベーションにおいてリーダーシップを発揮し、日本のテクノロジーエコシステム全体における役割が拡大していることを示している」としており、地域のイノベーション促進や急速に発展するAIスタートアップ・エコシステムの支援における当コンソーシアムのリーダーシップと継続的な取り組みが評価され、今回の授賞につながった。

オンラインで実施された授賞式には名古屋市の広沢一郎市長が参加し、当エリアの取組や今後の展望について受賞スピーチを行った。

今回の受賞は、中部地域の自治体、大学、経済団体、企業等が連携し、スタートアップ・エコシステムの形成・発展に取り組んできた成果が国際的に認められたものであり、今後もAI関連スタートアップの支援や実証フィールドの拡充、国内外の投資家・企業との連携強化を通じ、名古屋エリアのさらなる成長を目指す。

※1 StartupBlinkは、世界各国のスタートアップ・エコシステムに関するデータを収集・分析するグローバルな市場調査機関で、10万を超えるスタートアップ関係者等の情報に基づき、100か国以上・1,000都市以上を対象としたランキングやレポートを毎年発表している。
StartupBlink:https://www.startupblink.com/

※2 広域産学官金が連携し、中部圏に「イノベーションのうねり」をもたらすようなスタートアップ・エコシステムの形成に向けた活動を展開。令和7年6月には「第2期スタートアップ・エコシステム拠点都市 グローバル拠点都市(広域都市圏型)」として内閣府から選定された。

●代表者:一般社団法人中部経済連合会 会長 勝野 哲
●構成組織:一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市、浜松市、岐阜県、三重県、静岡県をはじめ327企業・団体・大学等
●Central Japan Startup Ecosystem:https://central-startup.jp/en/

編集:小田菜々香

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