FASTALERT、青森県東方沖M7.5地震を即時検知　八戸震度6強・津波観測、後発地震に警戒

2025年12月8日午後11時15分頃、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、青森県八戸市で震度6強を観測した。気象庁は一時、津波警報を発令し、岩手県久慈市では70センチの津波が観測された。各地では安否確認や拠点の被害状況の確認が続き、緊張が高まった。

この地震を受け、政府・気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表した。今後1週間は、通常よりも大規模地震が発生する可能性が高いとして、備蓄品の確認や避難行動の準備など防災対応を呼びかけている。

災害情報をリアルタイムで収集するJX通信社は、独自情報源であるニュースアプリ「NewsDigest」からの通報情報やSNS投稿を独自技術で解析し、被害状況を即時に把握した。収集した情報はリスク情報サービス「FASTALERT」を通じて自治体・官公庁、報道機関、企業へ提供されている。

同社は今回の情報の一部を基に、被害状況をまとめたレポート「【北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表】青森県東方沖でM7.6の大地震」を公開している。

また、JX通信社は地震発生を受け、自然災害や地震リスクに関するウェビナーを各社共催で案内している。ニュートン・コンサルティングとの共催ウェビナーでは「2026年BCP計画の最前線」と題したアーカイブ配信を実施中で、12月12日まで視聴可能。さらに、防災アプローチとの緊急開催ウェビナー「警戒すべき日本海溝・千島海溝地震」、アクト社との共催ウェビナー「サイバー攻撃・自然災害への備え」など、年末に向けた対策情報が提供されている。

FASTALERTのサービス資料や海外情報配信アップデートに関する案内もメールで受け取ることができ、公式サイトでも詳細を公開している。