「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」を12月13日・14日に限定開催
静岡市の清水駅前銀座商店街にて、「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」が12月13日(土)、14日(日)の2日間限定で開催される。初日には仲村トオルさんが登壇するオープニングセレモニーも行われる予定だ。
イベントでは、映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズでたびたび登場した商店街のロケ地ポイントに加え、このイベントでのみ見学可能な特別ロケ地を巡る聖地巡礼ツアーも実施される。また、商店街軒先で飲食ができる「オープンモール」や、子どものあそびば・まなびば「ビバしみず」など、清水駅前銀座商店街を盛り上げる取り組みも紹介される。
イベントは12月13日(土)11時~20時、14日(日)11時~18時に開催される。13日には難波喬司静岡市長と仲村トオルさんによるオープニングセレモニー、仲村トオルさん、瀬木一将さん、多加野詩子さんが登壇する舞台挨拶付き上映会も実施される。会場は清水駅前銀座商店街、エスパルスドリームプラザ、MOVIX清水の3カ所となる。
イベント内容として、まず清水駅前銀座商店街内をコスプレ可能エリアとし、1985年当時をイメージした学生服やセーラー服、昭和風コスプレで青春気分を楽しめる企画を展開。さらに、映画のワンシーンを収めたパネル展や、映画全6作が鑑賞できるスペースを3カ所に設置し、仲村トオルさんのスペシャルコメント映像も公開される。地元企業の物販やキッチンカーも出店し、静岡ならではのグルメも味わえる。
加えて、静岡鉄道長沼車庫特設会場では映画に登場する「戸塚ゆき」電車を再現した特別車両展示イベントを開催。赤いシートが印象的な車両内へ乗車し、写真撮影も可能となっている。会期は両日とも10時~15時(最終入場14時30分)で、入場料は500円(税込)。
イベント公式グッズも発売され、ヒロシ、トオル、今日子をデザインしたアクリルキーホルダーやクリアファイル、のぼり旗、ロケ地風景のアクリルスタンド、愛徳高校の校章入り校旗やエチケットブラシ、イベント限定の灰皿やバームクーヘンなど、懐かしさを感じるラインナップとなっている。清水区内のローソン10店舗、TSUTAYA清水辻店、戸田書店江尻台町店、公式サイトで購入可能だ。
1985年公開の映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズは、きうちかずひろ原作の漫画を基に、5963人の応募から選ばれた清水宏次朗さんと仲村トオルさんがW主演を務めた。アクションと青春が融合した作品性が話題となり、ヒットを受けてシリーズ化。1985年から1988年の間に計6作品が制作された。
清水駅前銀座商店街は、清水駅西口から南北に400m以上続くアーケード商店街で、10時~22時は歩行者天国として開放されており、悪天候時でも買い物がしやすい環境が整う。商店街ではイベント誘致にも力を入れ、市民が集う共有空間としての機能向上を図っている。市のプロモーション事業「まちは劇場」の一環として、毎月第3日曜日にはコスプレイベント「銀ぶら」を開催している。
期間限定で実施中の「オープンモール」では、Aブロックの店舗軒先でメニューの注文や飲食が可能で、歩行者天国の特性を生かした空間活用の実証実験として展開されている。実施期間は2026年1月12日まで。
さらに、子どものあそびば まなびば「ビバしみず」、中高生向けの「ビバしみず2」も商店街内の空き店舗を活用して展開されており、静岡市や自治会、子育て支援団体など多様な関係者が運営に携わっている。
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編集:小田菜々香















































