静岡で冬の光イベント開幕へ 500mの光の並木道「おまちハートファンタジー」11月21日スタート 富士山や駿河湾を望む夜景スポットも紹介

静岡市は11月21日から冬のイルミネーションイベント「おまちハートファンタジー」を開催し、日本平や駿府城公園、清水港など、市内の夜景スポットもあわせて紹介している。(写真/静岡市PR事務局提供)
静岡市は11月21日から冬のイルミネーションイベント「おまちハートファンタジー」を開催し、日本平や駿府城公園、清水港など、市内の夜景スポットもあわせて紹介している。(写真/静岡市PR事務局提供)

静岡市は、山・川・海が調和する地形を生かし、「夜景の街」として注目を集めている。11月21日からは、葵スクエアおよび青葉シンボルロードを会場に、冬の風物詩となるイルミネーションイベント「おまちハートファンタジー」が開幕する。市内最大規模の光の祭典として、南北約500メートルに及ぶ公園全体が光の並木道に包まれ、幻想的な夜の景色を演出する。

「おまちハートファンタジー」では、葵スクエアの「ハートアーチ」、静岡市役所庁舎の「ウォールイルミツリー」など、多彩な光のオブジェが並び、点灯式を皮切りに期間中さまざまなイベントが開催される。詳細は静岡市公式サイト「I Love しずおか」(https://iloveshizuoka.jp/)で案内されている。

また、歴史と光が融合する「駿府城公園ライトアップ」では、世界的照明デザイナー・石井幹子氏の設計によるリニューアル照明が東御門・巽櫓を包み込み、四季折々の特別プログラムを実施する。清水港では体験型イルミネーション「Sea Light Harbor」も展開され、光るステップやフォトスポット、アニメ「ちびまる子ちゃん」35周年記念モニュメントなど、家族で楽しめる演出が満載だ。

日本夜景遺産に認定された「日本平の夜景」も見逃せない。標高307メートルの日本平からは、久能山東照宮や駿河湾、富士山、南アルプスまでを一望でき、夜間にはオレンジ色の灯りが街を包み込む。毎月第4土曜日には「日本平夜市」が開かれ、夜景とともに地元の飲食・雑貨ブースや音楽イベントを楽しむことができる(https://nihondaira-yoichi.com/)。

さらに、レトロな雰囲気が残る「青葉おでん街」や「青葉横丁」では、赤提灯が灯る温かな風景とともに、静岡おでんをはじめとした地元グルメを味わえる。観光客にも人気の夜の名所として、視覚・嗅覚・味覚すべてで静岡の夜を堪能できるスポットだ。

夜景スポットとしては、「三保真崎海岸」や「梶原山公園」もおすすめである。三保真崎海岸では、車内から対岸の興津埠頭や探査船「ちきゅう」の灯りを眺めることができ、梶原山公園では標高279メートルの山頂から富士山と清水港の光景を一望できる。いずれも「富士山」と「駿河湾」を背景に、冬の澄んだ空気の中で輝く静岡の夜景を楽しめる。

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