東京・日本橋で静岡の旬を味わう　駿河湾の桜えび・ゆず・折戸なすなど地元食材が勢ぞろい「日本橋 しずおか食堂」11月8日から期間限定開催

静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町の「しずおか中部5市2町」は、東海道の起点である東京・日本橋にて、名店15店舗と連携したグルメイベント「日本橋 しずおか食堂」を2025年11月8日（土）から11月30日（日）まで開催する。期間中は、駿河湾の桜えび、川根本町産のゆず、徳川家康ゆかりの伝統野菜「折戸なす」など、静岡の旬の食材を使った特別メニューが提供される。

日本橋の名店15店舗が参加　静岡食材の特別メニューを提供

参加店舗は、榮太樓總本鋪、日本橋ゆかり、日本橋だし場はなれ、日本橋蛇の市本店、La Paix（ラペ）など15店。和食・寿司の老舗からイタリアン、フレンチまで、多彩なジャンルで静岡食材とのマリアージュを堪能できる。

「日本橋ゆかり」では、折戸なすや桜えびのかき揚げ、ホホホタケと自然薯の和え物など、季節の恵みを取り入れた創作和食コースを提供。「日本橋だし場はなれ」では、折戸なすと桜えびをにんべんのだしで炊き上げた限定御膳（ランチ2,420円）が登場する。「日本橋蛇の市本店」では、生桜えびと吉田町産しらすを使った軍艦巻が注目を集めそうだ。

テイクアウトや洋食でも静岡の味を堪能

「日本橋 神茂」では、柚子と大葉を合わせた「ゆず丸」（226円）や桜えび入りのおでん種「由比の桜えび蔵」（540円）など、テイクアウト向け限定商品を販売。「DA GOTO」では、駿河湾直送のしらす、ブランドなす、レッドオーレトマトを使用したスパゲティが味わえる。

食材はJAしみず、由比港漁協、川根本町ゆず協同組合など静岡県内の生産者が提供し、首都圏にいながら地域の自然と食文化を体感できる。

「しずおか中部5市2町」を巡る体験ツアーも実施

期間中は、JR東海ツアーズによる1泊2日の体験ツアーも販売予定。焼津のかつお節工場見学、蓬莱橋ウォーク、久能山東照宮参拝など、歴史と食を楽しめるコースが用意されている。

主催は、しずおか中部連携中枢都市圏およびNPO全国街道交流会議。静岡市PR事務局（サニーサイドアップ内）は「江戸と静岡を結んだ東海道の歴史を、現代の“食”を通して再び感じてほしい」とコメントしている。

編集：梅木奈実 （関連記事： 「静岡マラソン2026」が来春開催、10月2日からエントリー開始　家康公ゆかりの名所と富士山を望む絶景コースを走る ｜ 関連記事をもっと読む ）

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