台湾・屏東ブランドが熊本を席巻！「豆油伯」「レモンおじさん」などが15万人熱狂の「KUMAMOTO台湾祭2025」に登場

九州の熊本で、台湾・屏東（ピントン）の味が旋風を巻き起こしている。九州最大規模の台湾関連イベント「KUMAMOTO台湾祭2025」において、屏東県政府が率いる「十大ギフトブランド」が出展し、日本の来場者の間で“買い物フィーバー”を巻き起こした。来場者数は15万人を超える見込みで、屏東産の「トップブランド商品」が国際市場へ進出する絶好の舞台となった。この「ブランド上陸戦」の成功は、屏東が誇る確かな物産力の証でもある。

日本の主婦層も注目　屏東ブランドが人気席巻

古法による天然醸造と無添加にこだわる「豆油伯」は、日本の家庭で“高級調味料”として注目を集めている。また、100％天然レモン果汁が特徴の「檸檬大叔（レモンおじさん）」は、南国・屏東ならではの爽やかな果香で人気を博した。

有機バラを使った紅茶やジャムを展開する「大花農場」は、上質なライフスタイルを提案するブランドとして日本の女性客に高く評価された。さらに、「味一食品」の新鮮な魚フレーク（魚そぼろ）は、香ばしい塩味で試食コーナーに長蛇の列。「沐穀曲」の金鑽パイナップルを使った手作りパイナップルケーキは、軽やかな甘さで「台湾の味」を存分に表現。創業百年を超える「長安製麺」は、伝統の手延べ製法による多彩な乾拌麺シリーズで日本の食文化にも親和性を見せた。

台湾文化と友好を結ぶ国際イベントに

台湾・屏東県政府の広報・国際事務局によると、「KUMAMOTO台湾祭」は日本の人々に台湾の食文化やライフスタイルを体験してもらう人気イベントで、年々規模を拡大しているという。今回の出展は、単なる物販ではなく、台湾と日本の産業・文化交流を深める国際マーケティング活動として位置づけられている。

県政府は「今後も国際展示会への参加やブランド支援などさまざまなルートを通じて、屏東ブランドの海外展開を後押ししていく。『屏東好物（屏東の良いもの）』を世界へ届けたい」と強調した。

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編集：梅木奈実 （関連記事： マグロがつなぐ日台友好交流　静岡・屏東の地域連携が深化へ ｜ 関連記事をもっと読む ）

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