2025台東フリンジフェス、10月18日開幕！ 12公演と6つの「アート×旅」ルートで“旅しながら観る演劇”を体験

毎年恒例の台東芸術祭「臺東藝穗節（台東フリンジフェス）」が間もなく開幕！10月18日から11月23日まで開かれ、今年のイベントは全面的にグレードアップし、初めて革新的な「藝穗撞遊」6つのルートを導入。12の公演と8つのワークショップを組み合わせ、旅行のスタイルで台東のユニークな芸術の魅力に深く注目。

この特集記事で、注目ポイントを整理していこう。

「藝穗撞遊」は今回の藝穗節最大の革新で、コンセプトは「単にパフォーマンスを見るだけでなく、旅に出ること」だ。主催者は、公演場所と周辺の観光スポットを繋げ、山、海、南廻と市街地の6コースをテーマにした旅行ツアーを企画。観客は交通シャトルや読み歩きアクティビティと合わせることで、単なる観劇体験を現地の芸術の旅へと広げることができる。関山老街から鹿野神社まで、劇場へ向かう道中ですでに劇の中にいるようだ。

今年は8組のトップチームが選ばれ、台東各地で唯一無二の「環境劇場」公演を行う。公演場所は伝統的なボックス型舞台にしばられず、台東糖廠や関山天后宮などの景観スペースを使用。パフォーマンスの種類は多様で、「即將成真火舞團」の火炎アート、「壞鞋子舞蹈劇場」の身体叙事、「萬象高空」のアウトドアサーカス技などが含まれ、観客はこれまでにない没入型の観賞体験ができる。

素晴らしい公式公演以外にも、本回の藝穗節は8つのアートワークショップを企画し、市民がアーティストと近距離で交流する機会を提供する。さらに、映像記録も今年の重要なポイントで、新年の「藝穗影展」は好評を博し、今回の活動期間中、2024年の公演ドキュメンタリーを初上映し、観客と共に昨年のアーティストと土地が互いに影響し合った貴重な瞬間を振り返る。

プログラムの詳細は、台東県政府文化処、臺東藝穗節公式Facebookページや公式ウェブサイトにて。チケット購入はAccupassで確認可能だ。

編集：佐野華美 （関連記事： 台湾文創劇作賞出身作『深度安靜』『失明』が金馬賞で計8部門にノミネート　華語映画の名作誕生へ ｜ 関連記事をもっと読む ）

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