「ファクハク 静岡工場博覧会」過去最大規模で10月開催へ 刀鍛冶体験から工場マルシェまで!

静岡市は10月17日から3日間、「ファクハク 静岡工場博覧会」を開催。29の工場が参加し、工場見学や刀鍛冶体験など多彩なプログラムが行われる。(写真/静岡市PR事務局提供)
静岡市は10月17日から3日間、「ファクハク 静岡工場博覧会」を開催。29の工場が参加し、工場見学や刀鍛冶体験など多彩なプログラムが行われる。(写真/静岡市PR事務局提供)
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徳川家康による駿府城の築城をはじめ、古くから「ものづくりのまち」として知られる静岡市で、普段は見ることのできない工場の現場を一般公開するイベント「ファクハク 静岡工場博覧会」が、2025年10月17日から19日までの3日間限定で開催される。今回の博覧会には29社の工場が参加し、見学ツアーやワークショップ、工場直販マルシェなどを通じて静岡の多彩な産業文化を紹介する。

職人体験からクラフト製品販売まで 家族で楽しめる「体験型博覧会」

会場では、刀鍛冶や溶接などの職人技を体験できるプログラムをはじめ、瓦アクセサリーや鋳物製食器など静岡発のクラフト製品を販売。親子連れや工芸愛好家まで幅広い層が楽しめる内容となっている。

特別企画として、10月18日には「刀鍛冶職人の魂を探る旅」と題した限定バスツアーを実施。ツアーでは、栗田産業での鋳物工房見学、東名鍛工での刀鍛冶体験や真鍮メダルづくり、山崎製作所での日本刀型ミニピック制作など、伝統技術と現代のものづくりを一日で体感できる。

過去最大規模で開催 静岡発「ものづくりツーリズム」を全国へ

「ファクハク」は2023年に初開催され、翌2024年の第2回では延べ2000人が参加。3回目となる2025年は過去最大規模での実施が予定されており、23社による工場見学、19工場でのワークショップ、工場直販マルシェなど多彩なプログラムが展開される。

主催者は「静岡の高度な技術と職人魂を全国に知ってもらうきっかけにしたい」と語っている。

参加方法・申し込み情報

​詳細および参加申し込みは公式サイトhttps://fakuhaku.com/)特別企画「刀鍛冶ツアー」は10月6日まで申し込みを受け付けており、最少催行人数は10名。

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