プラモデル製造出荷額で全国シェア約8割を占める静岡市は、「ホビーのまち静岡」として地場産業の発展に力を注いできた。その一環として、バンダイスピリッツの新工場「バンダイホビーセンターPDII」に体験型ミュージアム「BHC PDII MUSEUM」が9月2日に開設される。
プラモデルづくりを学べる新スポット
館内では、プラモデルの生産工程を窓越しに見学できるほか、来場者がデザイナーになりきって形や色を決め、オリジナルのパッケージをデザインする体験も可能だ。子どもから大人まで楽しみながらものづくりの魅力を学べる新たな観光拠点として注目を集めている。
夏の関連イベントも充実
8月30日と31日には、静岡市内の模型メーカー7社が集結する「第3回清水ホビーショー」が開催され、工作体験やRCカー操縦などを楽しめる。また、日本初となる高校生向け大会「全国プラモデル選手権大会」もエントリー受付中で、12月にツインメッセ静岡で本戦が予定されている。
市全体でホビー文化を発信
静岡市はすでに、静岡駅前の「静岡ホビースクエア」や、タミヤ監修の体験工房を備える「駿府の工房 匠宿」など複数の拠点を展開。新ミュージアムの開設により、市全体が一体となってプラモデルを核とした観光振興と産業発展を進めている。
市は「模型産業の歴史と技術を次世代に伝え、ものづくりの魅力を全国に発信していきたい」とコメントしている。
編集:梅木奈実 (関連記事: ミニ四駆の生みの親、タミヤ会長・田宮俊作氏が死去 世界の模型文化を牽引した90年の軌跡 | 関連記事をもっと読む )
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