2025年8月29日から9月7日まで開催される「第21回大阪アジアン映画祭」で、追加上映作品2本と新たなゲストの登壇が発表された。
今回新たに上映が決まったのは、香港映画『私立探偵』と日本映画『もういちどみつめる』の2作品。『私立探偵』は、ルイス・クー主演、ソイ・チェン監督がプロデュースを手がけるクライムサスペンスで、連続殺人事件の真相を追う探偵の姿を描く。一方、『もういちどみつめる』は佐藤慶紀監督の最新作で、生きづらさを抱えた叔母と甥の再生を描く人間ドラマ。主演は『淵に立つ』『よこがお』で数々の主演女優賞を受賞した筒井真理子が務める。
今年の映画祭では全68作品を上映予定。そのうち世界初上映23作、日本初上映23作を含み、アジア各国の多彩な作品が揃う。ゲストはブータン、香港、インド、台湾、タイなどから約84名が来阪する予定だ。
オープニング上映『万博追跡』(2Kレストア版)には主演のジュディ・オング氏や、デジタル修復を担当した台湾・國家電影及視聽文化中心のアーサー・チュウ氏が登壇。クロージング上映『好い子』では、シンガポールのワン・グォシン監督が舞台挨拶を行う。また、田中未来監督や阪元裕吾監督ら、日本の新進気鋭クリエイターも登壇予定となっている。
映画祭の詳細なプログラムやチケット情報は公式サイト(https://oaff.jp)で確認できる。
編集:梅木奈実
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