フィンランド発のスポーツ計測機器ブランドSUUNTO(スント)は27日、東京都渋谷区で新製品「Suunto RACE 2」と「Suunto WING 2」を発表した。パフォーマンス、快適性、革新性、安全性を融合したモデルとして注目を集めている。

「Suunto RACE 2」──軽量化と高精度を両立
「Suunto RACE 2」は1.5インチの大画面AMOLEDディスプレイを搭載し、最大輝度は2,000ニットに達する。直射日光下でも高い視認性を確保し、薄型・軽量設計で長時間のトレーニングにも適している。

デュアルバンドGNSSによる最大55時間の連続GPSトラッキング、オフラインマップ、新型センサーによる心拍数精度の向上なども搭載。さらに115種類以上のスポーツモードに対応し、VO₂Maxや乳酸閾値といった高度な指標も計測できる。

StravaやAdidas Runningといった主要アプリとの連携も可能で、プロアスリートから一般ランナーまで幅広い層に対応する。

価格はステンレスモデル85,800円、チタンモデル99,000円(税込)で、発売は9月16日を予定している。 (関連記事: SUUNTO、新作「Race 2」「Wing 2」を日本発表 次世代GPSウォッチと骨伝導イヤホンの進化点 | 関連記事をもっと読む )

「Suunto WING 2」──骨伝導技術と安全性を融合
一方の「Suunto WING 2」は、骨伝導技術を採用した新型ヘッドホンだ。耳を塞がないオープンイヤー設計で安全性を確保しつつ、改良されたドライバーで低音を強化。従来比で最大音量が5dB向上した。